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関節を鳴らすと指が太くなるって本当?関節を鳴らすリスク

関節を鳴らすと指が太くなるって本当?関節を鳴らすリスク

【結論】関節を鳴らしても指は太くならない!

「関節を鳴らすと指が太くなる」といった噂について、実は科学的根拠はありません。アメリカの研究者が60年間左手の指を鳴らし、右手はまったく鳴らさないという実験をしたところ、左右の指の太さは変わらなかったという報告もあります。

 

関節を鳴らすとポキポキ音がなるのはなぜ?

 

普段から指以外にも、肩や首の関節を鳴らす癖を持っている方もいるでしょう。関節を鳴らすと心地良い音とともに、なぜかスッキリ感がありますよね。しかし、実際には関節が擦れて音が鳴っているわけではありません。

関節には、関節を包んでいる関節包というものがあります。関節包の中には、関節液と呼ばれる少量の水分が含まれています。

関節液は関節の動きを滑らかにする潤滑油でもあり、関節に栄養を与える役割があります。関節が鳴る音の正体は、この関節液が気泡化して弾ける音です。この現象をクラッキングと言います。

クラッキングは下記のメカニズムで発生します。

1.関節を曲げ伸ばしすることで、関節腔の容積が増加する
2.内圧の変化により関節液が気化し、気泡が発生する

3.気泡が弾ける際、ポキッという音が鳴る

関節を鳴らすのは身体にとって悪影響になる?

関節を鳴らすと、身体にどのような悪影響が起こるのでしょうか?

関節を鳴らす際に気泡がはじけると、1トン以上の衝撃が発生するといわれています。この衝撃が繰り返されると、軟骨や骨を傷つける可能性があるのです。長期的な影響として、関節の変形も懸念されます。

特に首を無理に鳴らすと、脳へ向かう重要な血管である椎骨動脈に障害が生じる可能性があります。さらに、神経が損傷することで、腕や指にしびれが発生することもあるので注意が必要です。

ポキポキ鳴らすのを防ぐためのストレッチ

首や肩のコリを感じて鳴らしたくなったときはストレッチをしましょう!おすすめのストレッチを2つ紹介します。

 

上を向くストレッチ

1.正面を向いて両手で鎖骨の下の胸の皮膚を真下に引く
2.この状態のまま顔を上にあげ、20秒間キープする

首の前側が伸びている感じがあればうまくできています。

横に向くストレッチ

1.正面を向いた状態で右手を左の肩にのせ、下方向に押さえる
2.首を右に傾け、20秒間キープする
3.反対側も同様に行う

以上2つのストレッチをして関節を鳴らさないための習慣化をしましょう!

まとめ

関節を鳴らすことが指を太くするという科学的根拠はなく、音の正体は関節液の気泡化によるものです。しかし、衝撃が軟骨や骨を傷長期的に関節の変形や神経への影響を引き起こす可能性があります。

ポキポキ音を防ぐにはストレッチが有効で、首や肩のコリを緩和することで習慣を改善できます。

また、日頃から肩や首のコリを感じている場合は整骨院に行くことも有効です。くまのみ整骨院では、お客様一人ひとりの身体の状態を確認した上で、適切な施術を提供しています。身体の不調を抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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