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鍼でむくみを改善|原因と改善のメカニズム、効くツボやセルフケアも

鍼でむくみを改善|原因と改善のメカニズム、効くツボやセルフケアも

「脚が腫れ上がってだるい」「夕方になると脚がパンパンになる」など、むくみに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。脚がむくむと動きにくいだけでなく、スタイルが悪く見えてしまいます。生活の仕方に気を付けてもむくみが続く場合は、鍼を受けるのを検討しましょう。今回は、鍼に期待できる効果やむくみを改善するメカニズムを解説します。鍼以外に自宅でできるセルフ対策も紹介しているため、ぜひチェックしてください。

むくみの主な原因

むくみ(浮腫)とは、手・足・顔などの身体の末端に余計な水分(細胞間質液)が溜まり、腫れ上がった状態をいいます。

大半のむくみは一過性で、自然に元の状態に戻ります。しかし、なかにはなんらかの病気の影響でむくみが生じているケースもあり、油断できません。むくみの原因によっては病院での治療が必要になるため、それぞれの違いを正しく理解しておきましょう。

一過性のむくみの場合

一過性のむくみは、立ち仕事やデスクワークで長時間同じ姿勢で過ごしたことが原因で引き起こされます。

特に、重力がかかる脚は水分が溜りやすく、むくみやすい部位です。足を動かさないと血液を心臓に戻すふくらはぎのポンプ作用が弱まり、下半身の血行や水分排出が滞りやすいため気を付けましょう。

そのほか、塩分の摂り過ぎやアルコール、ホルモンの変化などの影響が原因で一過性のむくみが起こることもあります。

慢性的なむくみの場合

慢性的に身体がむくむ場合は、心臓・肝臓・腎臓に関連する病気が隠れているか、血管やリンパ管の循環障害が原因の可能性があります。

病気に起因するむくみは、数日にわたって腫れあがった状態が持続します。むくみがなかなか取れない場合は、早めにかかりつけ医に相談しましょう。

鍼によるむくみ改善のメカニズム

鍼とは、身体のツボ(経穴)を刺激して健康をサポートする東洋医学です。足のむくみに対しては、下記の効果が期待できます。

血液循環の改善

鍼で特定のツボを刺激すると、血液の循環が促進する効果が期待できます。細胞間質液は最終的に血管やリンパ管に吸収されて排出されるため、足の血液やリンパ液の流れが良くなるとむくみもすっきりします。

代謝改善

鍼の刺激で血液やリンパの流れが良くなると、代謝も活性化します。代謝が良くなり、身体に本来備わっている自然治癒力や免疫力が強化される効果が期待できます。

痛みの緩和

鍼で特定のツボを刺激すると、痛みを抑えるホルモンが分泌されます。また、鍼には脳に痛みを伝える神経のはたらきをブロックする作用があるため、むくみによるつらい痛みがやわらぎます。

自律神経のバランスを整える

鍼施術には、昔から交感神経と副交感神経のバランスを整える作用があると考えられています。自律神経の乱れによるさまざまな不調の改善に役立ちます。

ストレスや緊張を和らげる

鍼でツボを刺激すると、心身のリラックスを誘うホルモンが分泌されます。足がむくんだときのストレスや緊張感を和らげ、過ごしやすくなります。

鍼施術におけるむくみに効くツボ

むくみに有効なツボは、次の4つです。

・足三里

・三陰交

・陰陵泉

・水分

鍼で刺激するのはもちろん、ツボ押しでもセルフケアができるため、ポイントを覚えておきましょう。

足三里(あしさんり)

足三里は、両膝のお皿の下、指で4本分下がったすねの外側にあるツボです。内臓の動きを活性化させて老廃物の排出を促進するため、むくみを和らげる効果が期待できます。ツボ押しする場合は親指を使い、円を描くように刺激しましょう。

三陰交(さんいんこう)

三陰交は足首の内側、くるぶしから指4本分上にあるツボです。ホルモンバランスを整えるはたらきがあり、全身の血の巡りを良くして足のむくみを軽減する効果が期待できます。親指を使い、ゆっくり押して刺激しましょう。

陰陵泉(いんりょうせん)

陰陵泉は膝の内側、膝のお皿の下のくぼみから指4本分下がった部位にあるツボです。膝の痛みを和らげるほか、余分な水分の排出を促して、むくみをすっきりさせる作用があります。親指で軽く押し、円を描くように刺激しましょう。

水分(すいぶん)

水分は、おへそから指1本分上にあるツボです。身体の水分バランスの乱れを調整するはたらきがあり、むくみを和らげます。全身のむくみに有効なため、両手の指を重ねて軽く押すように刺激してください。

鍼以外にしておきたいむくみのセルフケア

ここからは、鍼以外のむくみの対処法を紹介します。予防にも役立つため、足がむくみやすい方は日頃の生活習慣を見直してセルフケアに取り組みましょう。

適度な運動

足を動かさないとふくらはぎのポンプ機能が低下し、水分排出が滞るため、適度な運動は大切です。ストレッチやエクササイズなどの軽めの運動で積極的に身体を動かし、水分の排出を促しましょう。

長時間同じ姿勢を取り続けるとむくみやすいため、デスクワーク中に足首を回したり、机の下で足踏み運動をしたりするのも効果的です。

入浴

お風呂でゆっくり身体を温めると血行が良くなるため、むくみによる水分の排出を促せます。忙しい場合は、足湯にするのもおすすめです。

食事

過剰摂取は水分と塩分の体内バランスを崩し、身体をむくみやすくするため、塩分は控えめに摂るのが原則です。余分な水分排出を促すカリウムや代謝をサポートするビタミンB1・B2・B6を積極的に摂りましょう。カリウムは海藻やフルーツに、ビタミン類は肉、魚介類に豊富に含まれています。

アルコールには利尿作用よる脱水のリスクがあるため、飲み過ぎるのは禁物です。過度なダイエットも控えて、しっかり栄養摂取を心がけてください。

体を冷やさない

身体を冷やすと血行が悪くなり水分排出が滞るため、冷え対策も必要です。オフィスのようにクーラーを効かせた場所では、膝かけや上着を使って体温を調節しましょう。

弾性ストッキングやソックスを履く

足のむくみ対策には、市販の弾性ストッキングやソックスを履くのも効果的です。ふくらはぎや足首をほどよく圧迫してポンプ機能をサポートするため、血液やリンパ液が戻りやすくなり、水分排出を促せます。

体を締め付けない

身体を締め付けすぎると血行が悪くなり、むくみやすいため注意が必要です。下着のサイズや服のデザインを見直して、ゆったりめの衣服で過ごしましょう。

マッサージをする

血行や水分排出を促すには、マッサージがおすすめです。身体の末端から心臓に近い場所に向かって、関節まわりにリンパを流すようなイメージでマッサージしましょう。鍼のむくみ対策で使われるツボも意識して刺激してください。

まとめ

足のむくみの大半は一過性で、長時間同じ姿勢を取っていたためにふくらはぎのポンプ機能が弱まって引き起こされます。鍼の刺激はむくみにも有効なため、セルフケアにも取り組みながら早めの改善を目指しましょう。

くまのみ整骨院でも、鍼の施術に対応しています。事前にカウンセリングをしてから、一人ひとりの身体に合わせた施術をしているため、初めての鍼で不安な方にもおすすめです。鍼施術を受けてみたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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