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扁平足になる原因は発症時期によって異なる|予防対策と治療法

扁平足になる原因は発症時期によって異なる|予防対策と治療法

少し歩いただけで足が疲れてしまったり、かかとや土踏まずが痛くなったり…。これらの症状は、扁平足が原因かもしれません。

扁平足を治療せずに放置してしまうと、足の関節の形がゆがみ、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。扁平足になる原因は発症時期によって異なるため、自分がいつ扁平足になったかを思い出し、発症時期に合わせた治療を行わなければなりません。

この記事では、扁平足の発症時期別に原因を解説します。予防対策の方法や、治療法も紹介しますので、扁平足の方は参考にしてください。

扁平足の状態と足裏のアーチの役割

足裏は、外側・内側・横の3つのアーチ構造になっています。それぞれしっかりカーブを描いたアーチになっていることによって、私たちの健康を支える重要な役割を担っています。

ここではどのような状態の足を扁平足と呼ぶのか、足裏の3つのアーチ構造が果たす役割」について詳しく解説します。

扁平足とは土踏まずが無い状態をいう

足裏は「内側のアーチ」「外側の縦アーチ」「指の付け根にある横アーチ」の、3つのアーチで構成されており、「内側のアーチ」は特に土踏まずの形成に大きく関わっています。

土踏まずを形成する内側のアーチが低いか、もしくはアーチがまったくない無い状態の足を扁平足といいます。

足裏のアーチはクッションの役割をしている

足裏のアーチは、地面に足が接地し、荷重が加わった際に地面からの衝撃を吸収する、重要なクッションの役割を担っています。

一方で、アーチがゆがんでいたり、低下したりすると、さまざまなトラブルや不調の原因となってしまいます。例えば、歩幅が短くなり歩くのが遅くなる、つまずきやすいなどの歩行トラブルです。足裏で衝撃を吸収できず、上半身にも負担がかかってしまうのです。

扁平足の原因・発症時期と起き得る悪影響

扁平足の発症時期は先天性の「幼児期扁平足」と、後天性の「成人期扁平足」のふたつに分けられます。ここでは、「幼児期扁平足」と「成人期扁平足」の原因を説明し、それぞれ放置することで高まるリスクを解説します。

【幼児期扁平足】骨をつなぐ靭帯が緩むことが原因

幼児期扁平足は、関節のまわりの靭帯がゆるみ、かかとが外を向いてアーチがつぶれたようになることが特徴です。

幼児期扁平足の原因の多くは、足を形成する骨をつなぎ合わせる役目を持つ靭帯が緩むことで、足のアーチが十分に形成されないことがあげられます。

成長過程で自然に治ることが多い傾向にありますが、改善しない場合もあります。成長しても改善されなければ、歩行開始の遅れや、歩行の不安定さ、姿勢の悪さなどの症状が現れることもあるのです。

幼児期扁平足を治療せずに放置してしまうと、足の接地時に衝撃を吸収できなくなるため、足への負担が大きくなり、痛みや疲労で走れなくなる可能性があります。また、ジャンプの着地に失敗しやすくなり、怪我につながってしまいます。

【成人期扁平足】日常生活による負担や筋力低下が原因

成人期扁平足は、日常生活で断続的にかかる負担や足の筋力低下・体重増加・加齢による靭帯の変性によって引き起こされます。

幼児の頃から扁平足であり、大人になっても症状が改善されていない場合も、痛みはあまりないといわれています。対して、中年以降に発症する扁平足では内側のくるぶしの下が腫れ、痛みが生じる傾向にあります。

また、成人期扁平足では、足関節の靭帯や腱の付着部に腫れや痛みが生じやすく、足底腱膜炎や変形性膝関節症、外反母趾を引き起こしやすくなります。

痛みなどの症状を伴うため、鎮痛剤や湿布で保存的な治療が行われるのが一般的です。足のアーチ機能を補助するインソールなどの装具を装着することもあります。

一般的な扁平足の予防対策と治療方法

扁平足になってしまうと、痛みや疲労感を感じるようになるため、日頃から対策を行って予防することが重要です。すでに扁平足の人は、大きな怪我をしてしまう前に、早めに治療をしましょう。

ここでは、扁平足の予防対策と治療方法について解説します。

足の筋肉を鍛える

足の筋肉を鍛えることで、足裏のアーチを回復させられます。トレーニングは「足の指じゃんけん」や「つま先立ち」などの、足裏の筋肉を鍛えるトレーニングが良いでしょう。

また、ふくらはぎや足裏まわりの筋肉のストレッチを行い、足の柔軟性を高めることで、足の負担を軽減させられます。

インソールを作成する

市販されている扁平足用のインソールも活用できますが、自分の足裏の形に合わせ、オーダーメイドで扁平足矯正用のインソールを作成するとより効果的です。インソールが、潰れた土踏まずのアーチをサポートしてくれるため、痛みの軽減や、足の機能を改善させる効果が期待できます。

オーダーメイドのインソールを作成している整形外科もあるため、かかりつけの整形外科にインソールの作成が可能か確認してみてください。

自分に合った靴を選ぶ

自分に合った靴選びをすることで、足の機能の改善や、足の負担を軽減する効果があります。靴選びのポイントは以下の5つです。

1. 紐靴かマジックテープの靴
2. かかとがしっかりとサポートされている靴
3. つま先に余裕のある靴
4. クッション性がある靴
5. 踏み返すと足指がしっかり曲がるほど柔軟性のある靴

上記5つのポイントを意識して、自分の足の形やサイズに合った靴を選びましょう。

整骨院に相談して治療を受ける

成人の扁平足の症状を伴う場合、整骨院に相談しましょう。

整骨院では、症状を緩和させるケアとして鎮痛剤や湿布、インソールなどを使用しながら、リハビリや減量指導を行います。リハビリでは、足裏のアーチの筋肉を中心とした筋トレや、足の関節の動かせる範囲を広げる運動や、足裏のマッサージが行われます。

くまのみ整骨院では、患者様の不調に寄り添い、整体や生活習慣の指導によって症状の改善へ導いております。経験豊富なスタッフが、日常生活での過ごし方や、自宅で行えるストレッチ・運動を指導し、患者様自身で体調管理できるように、生活習慣に関する改善の提案を行います。

扁平足かもしれない、自分一人では改善が難しいとお悩みの方は、くまのみ整骨院へお気軽にご相談ください。

まとめ

扁平足は、幼少期からの症状であるか、成人してから発症したかによって、原因が異なります。放置すれば、外反母趾になったり、歩行に支障をきたしたりする可能性があるため、早急に治療を行う必要があります。

扁平足への対策や悪化防止のためには、自分の足に合った正しい靴を選ぶことや、足の筋肉を鍛える運動をすることが大切です。改善が見られない場合は、早めに整骨院へ相談することをおすすめします。

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