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夏の肩こりは冷房が原因?症状と対策について解説します

夏の肩こりは冷房が原因?症状と対策について解説します

夏になると冷房の影響で、肩こりがひどくなるという方は多いのではないでしょうか。そんな方に向けて、肩こりがひどくなる原因と改善方法について解説します。改善方法はいますぐにでも、簡単に行えるので、ぜひ取り入れてみてください。

冷房による肩こりは冷房病(クーラー症)の一種

冷房による肩こりは、冷房病(クーラー症)の症状のひとつといわれています。冷房病は肩こり以外にも血行不良や生理不順など、さまざまな症状があるため、このような症状を感じたことがある方は多いのではないのでしょうか。

ここでは、冷房病と主な症状について解説します。

冷房病とは?

冷房病とは、夏場の冷房による室内と外気温との寒暖差が原因と考えられるさまざまな健康障害の俗称です。

人間の自律神経は、5℃以上の急激な温度変化へは対応できません。急激な温度変化を繰り返すと、体温を下げる交感神経と体温を上げる副交感神経のバランスが異常をきたし、自律神経失調症のような症状を引き起こします。

室内と外の寒暖差があるのは、夏だけでなく冬の場合もありますが、冬は外出する際に厚着をして身体を保護するため、夏ほど寒暖差を感じることがありません。

冷房病の主な症状

冷房病の主な症状は、下記4つです。それぞれについて解説します。

・風邪と似ている症状
・血行不良
・生理不順や生理痛
・肩こりなどの全身の不調

風邪と似ている症状

冷房を長時間かけると室内の空気が乾燥するため、せきや鼻炎など風邪と似た症状を引き起こすことがあります。そのまま、夏風邪になるケースも珍しくないため、冷房のかけ過ぎには注意しましょう。

血行不良

デスクワークで長時間同じ姿勢を保つと血行不良を引き起こしやすくなります。そこに、冷房による冷えが加わるとさらに血行が悪くなってしまいます。血行不良になると筋肉や血管が硬くなるため、肩こりや腰痛、頭痛などさまざまな症状が出てきます。

生理不順や生理痛

女性の場合は、血行が悪くなることで生理不順になるケースがあります。また、冷えが原因で卵巣機能が低下し、子宮の収縮が強くなることで、生理痛の症状が普段よりも重くなる危険性もあります。

肩こりなどの全身の不調

冷房により、内臓が冷えることで消化不良や下痢、便秘などの症状を引き起こす方も少なくないです。そのほか、身体のだるさや不眠症、疲労感などさまざまな症状もみられます。

冷房による肩こりは、女性や高齢者の方が大人の男性に比べ、筋力量が少なく熱成分を蓄える効果がある筋肉組織が乏しいため、女性や高齢者の方が発症しやすいとされています。

【冷え対策】首・腹・足首を温めるのが効果的

冷房による冷え対策は、首と腹、足首を温めるのが効果的です。温める方法は下記の3つです。

・膝掛けや羽織るものを用意する
・ツボを押す
・温かい飲み物を飲む

膝掛けや羽織るものを用意する

夏場は薄着になる方がほとんどですが、肌の露出が多いと身体が冷える原因になります。そのため、室内ではストールやカーディガンなどの一枚羽織れるものを用意すると良いでしょう。ストールは好きな形で利用できるため、気になる箇所に自由に使えて便利です。

また、冷気は下に溜まりやすいため、膝掛けも合わせて用意しておくことで、万全な冷え対策を行えます。膝掛けだけでは足りないという方は、厚手の靴下やハイソックなどの着用がおすすめです。

最近の膝掛けには電気で温められるものもあるため、冷えがつらい方は購入を検討してみてください。

ツボを押す

公共施設や広いオフィスなどでは、冷房の温度調節が困難な場合があります。そのようなときは、冷えに効果的な身体のツボを押してみましょう。

ツボを刺激することで、血液などの体液の循環がよくなるといわれています。ツボの位置は、押してみて痛みを感じたり、気持ちよさを感じたりする場所を押してみてください。ここでは、身体を温めるツボをご紹介します。

・気海(きかい)
おへそより指2本分下にあり、全身を温め、コンディションを整えられます。

・合谷(ごうこく)
人差し指と親指の骨が合流するところから、やや人差し指のくぼんでいるところにあります。手足の冷えや肩こり、歯の痛みなどを改善してくれます。

・大椎(だいつい)
首を下に倒したとき首のつけ根でいちばんでっぱっている骨のすぐ下のくぼみが大椎です。全身を温め、首や肩のこりを軽減してくれます。気海と組み合わせることでより効果を感じられるでしょう。

・三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上の高さのところにあります。下半身の冷えやむくみ、女性特有の悩みに効果的です。

・湧泉(ゆうせん)
足裏の土踏まずのやや上の中央部、足の指を曲げて凹んだ場所です。下半身の冷えやむくみ、筋肉の疲労回復に役立ちます。

・気端(きたん)
足の指の先端部分で両足合わせて10個ツボがあります。指先をつまんで揉むとよいでしょう。足湯やカイロなども効果的です。

温かい飲み物を飲む

温かい飲み物を飲むことで身体を内側から温めることができます。冷たい飲み物を飲むと身体を冷やしてしまうため、冷房の効いた室内では温かい飲み物を飲むようにしましょう。なかでも、ノンカフェインの発酵茶、生姜湯、白湯などがおすすめです。

これらの方法を試してみても改善しないという方は、睡眠に問題がある可能性があります。心当たりのある方は「肩こりがつらい人必見!寝方を改善して睡眠の疲労回復効果を高めよう」を参考にしてください。

冷房による冷え対策と合わせて行いたいこと

冷房による冷え対策だけでは症状が良くならない場合は、エアコンの設定温度を見直す、運動や入浴の習慣を身につけるといった改善策も合わせて実践してみてください。

エアコンの設定温度を見直す

エアコンの設定温度は、外気温マイナス3〜4℃がひとつの目安といわれています。そのため、それよりも低い温度で設定している室内では、肩こりのような症状を引き起こす危険性があるでしょう。

運動や入浴の習慣を身につける

夏はシャワーだけですませがちですが、ぬるま湯に浸かるようにしましょう。ぬるま湯にゆっくり浸かることで、冷えた身体を温め、血行を促し代謝を高めてくれる効果があります。

また、運動する習慣を身につけておくと血流が良くなるため、最も冷えを感じやすい足先が冷えづらくなります。ウォーキングだけでも良いので、気軽に始められる運動を生活に取り入れてみてください。

まとめ

冷房による肩こりの原因と解決方法について解説しました。現代社会において、冷房をまったく使用しない生活は難しいため、ご自身で身体を冷やさない方法や冷房の効いた室内でも快適に過ごせる方法を見つけてみてください。

冷房による肩こりでお悩みの方は「くまのみ整骨院」へご相談ください。くまのみ整骨院では、骨格や筋肉を整えることで、肩こりなどの症状を和らげます。また、疲れを緩和させるために、お客様の身体の状態に合った施術を行います。

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