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片頭痛(偏頭痛)でなかなか寝られない…対処法や予防策についてご紹介

片頭痛(偏頭痛)でなかなか寝られない…対処法や予防策についてご紹介

急にこめかみのあたりがズキズキと痛んだことはありませんか。夜中に片頭痛になると、痛みでなかなか寝つけないこともあります。そんなときに痛みを軽減できる方法を知りたいと考える人もいるでしょう。

今回は、片頭痛で寝られなくなったときの対処法、片頭痛が起きる原因や予防策について詳しく解説します。日常的に片頭痛で悩んでいる方は、ぜひお役立てください。

片頭痛で寝られないときの対処法

片頭痛は、脳の血管が拡張し、三叉神経が刺激されることで生じます。片頭痛の痛みで寝られないとき、我慢する必要はありません。痛みを和らげるための方法をいくつかご紹介します。

痛む箇所を冷やす

片頭痛の痛みを和らげたい場合は、まず痛む箇所を冷やしてみましょう。痛みが生じている箇所に冷たいタオルや冷却シート、氷枕を当てることで、拡張した血管が収縮されるので痛みが軽減されます。

一方、入浴して患部を温めたり、マッサージでもんだりするのは逆効果です。血管がさらに拡張し、さらに痛みが悪化するおそれがあるため、注意が必要です。

ツボを押す

東洋医学の考えでは、気と血が身体の巡りを担っていると考えます。そのため、気と血の流れ(経絡)の上にあるツボを刺激すれば、体調を整えることができるといわれています。

片頭痛の症状がある場合は、以下のツボを押してみましょう。

ツボの名前

ツボがある箇所

手三里(てさんり)

ひじを曲げたときに出る横ジワから手首に向かって指3本分のところにある

合谷(ごうこく)

手の親指と人差し指の骨が合流する箇所からやや人差し指より

足臨泣(あしりんきゅう)

足の薬指と小指の間を足首に向かってなであげて止まる足の甲

太衝(たいしょう)

足の親指と人差し指の間を足首に向かってなであげて止まる足の甲

崑崙(こんろん)

くるぶしの外側とアキレス腱の間にあるくぼみ

解渓(かいけい)

内くるぶしと外くるぶしを結んだ足首全面の中央

ツボを押すときは、息を吐きながら5秒ほどかけて親指でゆっくり押す動きを3回繰り返します。強く押しすぎると、逆に痛みが悪化することもあるので注意してください。

鎮痛薬を服用する

痛みが強い場合は、鎮痛薬の使用をおすすめします。鎮痛薬には、市販の痛み止めとトリプタンの2種類があります。

市販の痛み止めには、ロキソニン・カロナールといった薬があり、中枢神経にはたらきかけることができます。解熱や鎮痛の効果が期待できるでしょう。

トリプタンとは、片頭痛専用の痛み止めのことです。片頭痛の痛みがあるときすぐに使うと痛みを抑えることができます。吐き気や嘔吐といった症状を抑える効果もあります。

なお、脳梗塞や心筋梗塞といった症状のある人は、トリプタンが使えません。その場合は、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)で痛みを抑えることになります。

片頭痛が起きる原因は?

片頭痛が起きるメカニズムは完全に解明されていません。

これまでは、脳の血管の収縮が起きた後に血管が拡張することで発生すると考えられていましたが、近年は脳そのものあるいは脳血管、三叉神経終末に原因があるといったように複数の説が提唱されています。

片頭痛が起きる主な原因としては、以下が挙げられます。

・ストレス

・寝すぎ・寝不足

・天候や気圧の変化

・空腹

・飲酒

・女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の変化

・光、音、においといった刺激

・たばこ

・肩こり

片頭痛を引き起こす原因には、個人差があります。場合によっては、複数の原因が重なることで、片頭痛が生じるケースもあります。

片頭痛が起きないようにするための予防策

片頭痛の痛みで苦しまないようにするには、日頃から予防しておかなければなりません。ここでは、片頭痛の予防策についてご紹介します。

睡眠時間に気をつける

睡眠時間の過不足によって、片頭痛が発生する原因となります。

最低でも6時間の睡眠を取るようにしましょう。8時間以上の睡眠や、週末に寝だめをした場合も片頭痛を引き起こす可能性が高くなるので、注意が必要です。

睡眠時間が短いと、疲労回復に欠かせない酸素や栄養が十分に全身に行き渡りません。そのため、疲労が溜まりやすくなり、片頭痛が引き起こされることがあります。

一方、寝過ぎの場合も、起床した際に急激に血液が流れ始めるため、三叉神経が引っ張られることで片頭痛を発症するといわれています。

睡眠時間に注意して片頭痛を避けるようにしましょう。

しっかり食事をする

片頭痛と食事には密接な関係があります。空腹の状態になると血糖値が低下して片頭痛が起きることがあるので、規則正しく3食食べて予防しましょう。

また、片頭痛を誘引する食べ物を避けることも重要です。例えば、チョコレートやチーズにはチラミンと呼ばれる物質が含まれています。チラミンには血管を収縮させる作用があり、その作用が切れると血管が拡張してしまうため、頭痛が生じることがあります。

赤ワインを始めとしたアルコールには、血管を拡張させる作用によって片頭痛を誘引する可能性があるので、飲酒は控えましょう。

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適度な運動を取り入れる

定期的な運動は、片頭痛の予防につながります。ジョギングや早歩き、スポーツ、自転車といった軽い運動をするだけでも血行のはたらきを良くします。

また、片頭痛の予防には、腕を振る体操がおすすめです。首周りの筋肉は頭を支えており、凝り固まると頭痛の原因にもなります。

そのため、腕を振ることで頭と首を支えている筋肉(インナーマッスル)をストレッチでき、コリや疲れを取り除けます。

【手順】

1.正面を向いたまま、足を肩幅に開く

2.肘を軽く曲げ、両腕を胸の前までに水平に上げる

3.頭は動かさないよう、両肩を左右に回す

4.3の動作を2分間続ける

ポイントは、頚椎(けいつい)を軸にして、リズミカルに両肩を大きく回すことです。この運動は、椅子に座って行うこともできます。

普段運動をする習慣がない人は、この機会に片頭痛予防も兼ねて軽い運動から始めましょう。

ストレスを解消する

ストレスが原因で片頭痛が生じるケースは少なくありません。ストレスにより脳内の三叉神経が刺激されると、神経の末端から放出された炎症物質が血管を拡張させるので、痛みを生じやすくなります。

加えて、ストレスから解放された際も、副交感神経の影響により急に血管が拡張して痛みが発生することもあります。精神的・体力的に疲れているときは、ストレスを溜め込む前にゆっくり休みましょう。

趣味やスポーツといった打ち込めるものを見つければ、心身ともにリフレッシュができるので、ストレスが溜まりにくくなります。

まとめ

片頭痛で寝られないときは、痛みのある箇所を冷やしたりツボを押したりすれば軽減される可能性があります。日常的に片頭痛に悩まされている場合は、鎮痛薬も使うと良いでしょう。

片頭痛は、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどさまざまな原因により起こります。そのため、規則正しい生活を送るよう意識し、こまめにストレスを発散することをおすすめします。

片頭痛がなかなか治まらない場合は、肩こりや首こりが原因にあるかもしれません。もし気になる症状があれば、ぜひ「くまのみ整骨院」へご相談ください。

「くまのみ整骨院」では、一人ひとりの身体の状態を把握したうえで、適切な施術を行います。片頭痛を緩和できるよう、施術後の過ごし方や自分でできるケアもアドバイスしているため、片頭痛に悩まれている方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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