近くの店舗を探す

交通事故専門ダイヤル

冷えと坐骨神経痛の関係とは?痛みを緩和する方法を解説

冷えと坐骨神経痛の関係とは?痛みを緩和する方法を解説

冷えと坐骨神経痛の関係を知りたいと思う方は多いのではないでしょうか。冷えは血管を収縮させ、神経痛を引き起こす原因と考えられています。今回は、冷えと坐骨神経痛の関係や、冷えによる坐骨神経痛の対処法について解説します。

そもそも坐骨神経痛とは?

そもそも坐骨神経痛とは、おしりや太ももの外側・裏、ふくらはぎや足の裏に生じる痛みやしびれのことをいいます。何らかの疾患によって発症する症状であり、病名ではありません。電気が走るようなビリビリとした鋭い感覚が特徴です。

症状が強くなると、歩きにくさや排尿障害(頻尿や尿の出にくさ)が起こり、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

坐骨神経は、末梢神経(脊髄から出ている神経)の中で一番太くて長い神経です。脊髄から出た後におしりを通り、膝裏の上あたりから枝分かれし、足の裏にまで伸びていきます。

坐骨神経の通り道のどこかで何らかの障害が起こると、坐骨神経痛が生じます。主に下記のような多くの病気をきっかけに、坐骨神経が刺激されて起こります。

・腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんヘルニア)

・腰椎分離すべり症

・腰椎変性すべり症

・腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

・馬尾腫瘍(ばびしゅよう)

・腰椎腫瘍

・骨盤内の腫瘍

・梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)

・変形性股関節症

これらの病気の所見がなく、神経にも特に問題がないにもかかわらず、坐骨神経の通り道に沿って痛みが出ることもあります。

そのようなときは、上記いずれの病気にも該当しないため「坐骨神経痛」と診断されることもあるのです。

冷えると坐骨神経痛が悪化するって本当?

坐骨神経痛は、冷えによって悪化するケースが多く見られます。

坐骨神経は多くの血管に覆われており、寒さや冷えによってこれらの血管が収縮すると、坐骨神経周辺の血行不良が生じるのです。

血行不良になると、体内ではさまざまな影響が生じます。

・坐骨神経への酸素や栄養素の供給が悪くなる

・痛みに関連する物質の排出が妨げられる

・筋肉が固くなり坐骨神経を圧迫しやすくなる

特に冬場は外出機会が減って運動不足になるため、より血行不良になりがちです。

冷えによる坐骨神経痛がつらいときの対処法

ここからは、冷えによるつらい坐骨神経痛への対処法と注意点を解説します。坐骨神経痛を緩和するためにも、ぜひ実践してみてください。

安静にする

 

坐骨神経痛が激しいときは、無理に動かず安静にしましょう。安静にすることで少しずつ痛みが引いてきます。休む目安は、1〜3日程度です。

動くのがつらいほど痛いときは、無理して通院する必要はありません。まずは安静にして痛みが軽くなるまで待ちましょう。

ただし、安静にしすぎるのもよくはありません。休みすぎると筋肉が固くなり、坐骨神経を圧迫するからです。4日程度様子を見たら、歩行や軽いストレッチなどの運動をはじめてみましょう。

このとき、少し良くなったからといって急に動くのは禁物です。激しく動いたり重いものを持ったりすると、また悪化する可能性もあります。基本的には安静にし、痛みが軽くなったら無理しない程度に動くことを心に留めておきましょう。

身体を温める

身体を温めて血管を広げ、血行を改善させましょう。お腹や腰、膝の裏などを使い捨てカイロで温めるのがおすすめです。

日頃から冷えないように、温かい格好で過ごすことも大切です。レッグウォーマーや腹巻きなどを着用し、冷えた血液を循環させないようにしてください。また、冷房の風で冷えるなら、ひざ掛けを使って足元を温めましょう。

ただし、下記の2点には注意してください。

・温めすぎる

・炎症をともなう痛みに対して温める

上記は、かえって痛みを悪化させてしまう危険性があります。冷えによる痛みに対して、心地良い程度に軽く温めることがポイントです。

食事を工夫する

血行を改善させて身体を内側から温めるために、食事を工夫しましょう。食材は、生のままで食べるよりも加熱した方が血行改善には効果的です。おすすめの食べ物には、生姜やりんご、根菜類などがあります。

生姜にはジンゲロールという血行を促進する成分が含まれ、加熱するとショウガオールという成分に変化して身体を内側から温めてくれます。生姜湯にして飲むのがおすすめです。

りんごは身体を温める作用があるだけでなく、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富にあります。火を通すことで栄養価がアップするため、焼きりんごにして食べると良いでしょう。身体を温める効果のあるシナモンパウダーをかけるのもおすすめです。 

大根やにんじんなどの根菜類にも身体を温める効果があります。根菜類には血行促進作用のあるビタミンEや、血液や筋肉を作るたんぱく質の合成をサポートするミネラルが多く含まれています。冷え防止のために、日々の食事に取り入れるよう意識してみてください。 

しっかり湯船につかる

冷え改善のために、しっかりと湯船につかって全身を温めることも大切です。全身の血行が改善すると痛みが楽になり、固くなった筋肉もほぐれます。

湯温の目安は38~40℃にしましょう。温度が高すぎるとかえって痛みが悪化してしまいます。

また、長く入りすぎるのも禁物です。気持ちが良いとつい長湯してしまいがちですが、湯冷めしてかえって痛くなってしまうこともあります。そのため、入浴時間は10~20分程度を目安にしましょう。

睡眠環境を整える

質の高い睡眠をとれるように、寝室環境を整えておくことも大切です。

寒い時期は寝る前に暖房をかけておきましょう。寒すぎると身体に疲労が溜まりやすくなります。寝巻きは、締めつけが少なく保温性の高いパジャマを着ましょう。

電気毛布で布団を温めてもよいのですが、温度を高くしすぎないように注意が必要です。汗をかいて、かえって冷えてしまわないように温度設定は低めにしておきましょう。

整骨院へ行く

坐骨神経痛は筋肉の固さによって神経が圧迫されて、痛みを生じることがあります。そのため、整骨院で筋肉をほぐし、痛みをやわらげてもらうのもひとつの手です。

また、坐骨神経痛は、身体の歪みが原因で起こる場合もあります。身体の使い方や姿勢のクセなどによって身体に負担がかかり、坐骨神経が圧迫しやすくなるためです。

整骨院では身体の歪みに対して適切なアプローチができるため、身体への過度な負担を軽減できます。

坐骨神経痛に悩んでいるならくまのみ整骨院がおすすめ

自分でセルフケアしても坐骨神経痛の痛みが緩和されない……という方は、ぜひくまのみ整骨院へご相談ください。

くまのみ整骨院では、一人ひとりの身体に合わせた施術を提案しています。施術後も自身で体調管理できるよう、生活習慣のアドバイスも行っております。つらい坐骨神経痛にお悩みの方は、くまのみ整骨院にぜひお問い合わせください。

まとめ

坐骨神経痛には原因となる疾患が多く存在しますが、冷えによって起こることもあります。冷えによる坐骨神経痛がつらいときは、身体を温めて休みましょう。

食事にも気を配り、身体の内側から温めることが大切です。しかし、痛みがなかなか改善しない場合は、別の原因が隠れていることもあります。

坐骨神経痛の痛みがなかなか緩和されないという方は、くまのみ整骨院へご相談ください。お客様の痛みや不安に配慮し、一人ひとりの身体の状態に合わせて施術いたします。

HOME

  • アクセス
  • スタッフ募集
  • 採用パンフレット
  • スタッフブログ
  • エステサロンのサイトはこちらから

各院へのアクセス

埼玉県