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鍼の好転反応とは?出やすい人の特徴や対処法を解説

鍼の好転反応とは?出やすい人の特徴や対処法を解説

整骨院や鍼灸サロンで鍼を打った後に、一時的な身体の不調が起こることがあります。これは「好転反応(こうてんはんのう)」と呼ばれる、一過性の現象です。必ずしも危険というわけではないのですが、好転反応が不安で施術を迷っているという方もいるのではないでしょうか。今回は、鍼の好転反応が起こるメカニズムやよくある症状、困ったときの対処法を紹介します。

鍼による好転反応とは? 

鍼の好転反応とは、施術後に生じる身体の不調によく似た症状全般をいいます。副作用とは違い一過性で、鍼は整体よりも反応が出やすいとされています。

鍼を打った後に身体に不調が出ると聞くと、施術に不安を感じてしまうかもしれません。しかし、好転反応は施術により身体が良い方向に向かっている証拠です。鍼を打つと、血行促進や自律神経の安定などのさまざまな変化が起こります。急激な変化に身体が対応しきれず、一時的な不調を起こしたのが好転反応です。

反応が出る期間は長くても2~3日程度で、そのあとは徐々に状態が安定していくのが通常です。重症化するリスクはほぼないため、神経質に考える必要はありません。リラックスして施術を受けて、焦らずに身体を休めて様子を見ましょう。

好転反応については、整骨院や鍼灸院で施術を受ける際にスタッフから説明があります。説明をよく聞いて、好転反応が出たときは適切なケアを受けてください。不調の程度が強いとき、長引く場合は施術を受けた施設のスタッフに相談してください。重症度が高い場合は、早めに病院を受診する必要があります。

鍼の施術後に見られる主な好転反応の種類

鍼による好転反応には、次の4つの種類があります。

・弛緩反応

・過敏反応

・排泄反応

・回復反応

それぞれの特徴をみていきましょう。

弛緩反応

弛緩反応とは、施術によって身体の内に滞っていた毒素や老廃物が排出される際に起こる現象です。毒素や老廃物の排出は筋肉に負担がかかり、一時的な発熱・疲れ・倦怠感などの風邪に似た不調がみられます。

過敏反応

過敏反応は、鍼を刺した部分に血液が流れ始めて起こる反応です。刺激を受けた部位が新しい組織を作り出そうとしている証拠で、施術箇所の痛み・かゆみ・炎症のほか、全身に痛みや発汗が起こるケースもあります。

好転反応の痛みは鍼によって血流が促進し、筋肉が緩む過程で引き起こされます。一時的に痛みが強くなったあとに徐々に引いていき、身体の負担が軽くなっていくのが通常です。

排泄反応

排泄反応は、身体から排出されようとする毒素や老廃物が肌・排泄器官に影響を与えて引き起こされます。ニキビ・吹き出物・湿疹などの肌トラブルがみられるほか、下痢・尿の変色が起きることもあります。

美容目的で顔に鍼をうったあとニキビや湿疹ができると、慌ててしまいます。しかし、ほとんどの場合は数日で消えるため、落ち着いて様子を見ましょう。

回復反応 

回復反応は、施術によって滞っていた血行が促進し、身体が回復する過程で起こります。弛緩反応と同様に発熱・倦怠感が引き起こされるほか、腹痛や吐き気がみられることがあります。

好転反応が出やすい人の特徴

好転反応の出方は、人によってさまざまです。好転反応がまったく起きない方もいれば、ひどい不調に悩む方もいます。本人の体質のほか、施術を受けたときの身体の状態によっても左右されます。

一般的に、次の条件にあてはまる方は好転反応が出やすい傾向があります。

・初めて鍼の施術を受ける

・肌に吹き出物がある

・湿疹・じんましんがある

ほかにも、鍼に慣れていない時期、肌が敏感な状態だとより強い反応が出やすいとされています。好転反応の出方は、予測がつきません。万が一に備えて、反応が出やすい方は施術後に大きなイベントや重要な予定を入れないようにしましょう。

鍼施術で好転反応が出たときの対処法

好転反応が起こると体調が悪くなり、生活に支障が出ます。施術によって身体が良い方向に向かっている証拠とはいえ、過ごし方に注意して好転反応を乗り切りましょう。

鍼の施術を受けたあとの過ごし方のポイントは、下記の通りです。

・安静に過ごす

・水分をたっぷり摂る

・激しい運動や飲酒、長風呂は避ける

それぞれを詳しく解説していきます。

安静に過ご す

好転反応が出たら、無理をせず安静に過ごしましょう。反応が落ち着くまで数日かかるため、施術後2~3日は休養日としてください。

施術を受けた当日は予定を入れずに早めに帰宅し、ゆっくり過ごすのが回復の近道です。仕事の予定や用事は入れずに、心身ともに休めましょう。施術後に十分な睡眠をとると好転反応がおさまり、鍼の効果も実感しやすくなります。

吐き気がある場合は横になり、しばらく休んでやり過ごしてください。発熱や身体の痛みがつらい場合は、薬を服用しましょう。だるさがひどいときは筋肉を氷で冷やしたり、冷水シャワーを浴びたりするとすっきりします。

水分をたっぷり摂る 

施術を受けたら、水分を多めに取ることも大切です。鍼の施術は血行を促進するはたらきが期待できるため、多くの水分を必要とします。水分補給で血流量を増やし、身体に滞っていた毒素や老廃物、疲労物質などの排出を促しましょう。

水分は体内で常に消費されるため、こまめに摂取するのがポイントです。発熱や倦怠感があるときは横になり、多めに水を飲むと楽になります。ニキビや吹き出物、湿疹などの肌トラブルが出たときも積極的に水を飲むと排出が進み、スムーズな回復が目指せます。

激しい運動や飲酒、長風呂は避ける 

施術後、少なくとも2~3時間は激しい運動や飲酒、長風呂を控えて、体温が上がるのを避けましょう。体温が上がりすぎると身体に負担がかかり、好転反応の出方が強くなるほか、鍼の効果が薄れるリスクがあります。暴飲暴食、消化しにくい重めの食事も身体に負担をかけ、好転反応を長引かせるので、当日は食事にも配慮してください。

好転反応を早く終わらせるためには、整骨院や施術サロンで施術を受けるときに説明された注意事項・指導をしっかり守る必要があります。施術後に不安を感じたときは、遠慮せずにスタッフに相談して対処してください。

まとめ

鍼の好転反応が不安なら、整骨院に通うのがおすすめです。整骨院はメニューが豊富で、鍼以外にも整体、物理療法と幅広いケアを受けられます。身体の状態や悩みにあわせて施術を選べるので、ぜひ通院を前向きに検討してください。

くまのみ整骨院では、整体だけでなく鍼の施術も実施しています。最初に丁寧なカウンセリングをしていますので、施術の痛みに不安のある方もどうぞお気軽にご相談ください。

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