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鍼を受けた後のだるさは好転反応!症状や術後の過ごし方を詳しく解説

鍼を受けた後のだるさは好転反応!症状や術後の過ごし方を詳しく解説

鍼施術を受けた後、翌日以降に身体のだるさや眠気を感じた経験はありませんか。これは「好転反応」と呼ばれる症状で、身体が回復するときに現れるのが特徴です。今回は、鍼施術後の好転反応の症状や術後の過ごし方、注意点について解説します。

鍼施術後に起きる「好転反応」とは?

鍼施術後に起きる「好転反応」とは、身体が良い状態になろうとする過程に見られる現象を指します。なお、東洋医学では好転反応を瞑眩(めんげん:症状が悪くなったような騙しの反応)と呼ぶこともあります。

鍼施術を受けると筋肉の緊張が緩和され、血行やリンパの流れが良くなります。す ると老廃物が体内を巡り排出されますが、この過程で好転反応が起こりやすい傾向があります。

ここでは、鍼施術後に起きる好転反応の主な種類を紹介します。

痛みの悪化

鍼施術後の好転反応として、一時的に痛みが悪化することがあります。患部周辺の筋肉が固まっていると痛みを感じにくいですが、鍼施術によって血行が改善すると筋肉がやわらかくなり、痛みを感じやすくなるのです。

鍼施術によって痛みが悪化すると、不安を感じる方も多いと思いますが、一次的に痛みが増した後は、徐々に症状が良くなり、施術前よりも痛みが軽減すると考えられます。

だるさ 

鍼施術後に身体のだるさを感じる方もいます。鍼施術によって血行が促進されると新陳代謝が活発になり、筋肉に溜まっていた疲労物質が血中に流れ出てきます。すると疲労物質が全身を巡り、身体のだるさを感じるのです。

氷や冷水シャワーで筋肉を冷やすと、だるさの緩和に役立ちます。

眠気 

鍼施術を受けると筋肉や神経の緊張がやわらぎ、副交感神経が優位に働いて身体がリラックス状態になります。副交感神経は身体を休めるときに作用する神経のため、鍼施術後に副交感神経が優位になると眠気が強くなるのです。

特に、疲れが蓄積している方や寝不足が続いている方は、鍼施術後に眠気を感じやすいため、帰宅後に時間があれば短時間でも眠ることをおすすめします。20〜30分でも仮眠すれば、身体がスッキリすることが多いです。

発熱・頭痛 

鍼施術後は血行が良くなって体温が上がりますが、この反応が「発熱」や「頭痛」といった形で現れるケースもあります。

発熱や頭痛は一時的な好転反応のため徐々に軽快することが多いものの、症状がつらい場合は市販薬を服用しても構いません。発熱している際は脱水症に注意し、こまめな水分補給を心がけましょう。

めまい・吐き気 

鍼施術を受けて血液の流れが良くなると、めまいや吐き気などの症状が出ることもあります。

特に、寝不足の状態で鍼施術を受けたり体調が悪かったりすると、貧血のような状態が出やすいです。横になっていれば良くなることが多いため、めまいや吐き気が起こった場合は無理をせずに休みましょう。

発疹・ニキビ 

発疹やニキビの改善を目的に美容鍼を受けた場合、一時的に症状が悪化することがあります。美容鍼が初めての方や久しぶりに美容鍼を受ける方は、好転反応が出やすいです。

鍼施術後に発疹やニキビが増えると不安になりますが、数日で消失し、鍼施術前よりも肌の状態が良くなることが多いです。

鍼施術後の好転反応が出やすい人の特徴 

鍼施術後の好転反応には個人差があり、すべての方に必ず起こるわけではありません。ただ、下記のような特徴がある方は、鍼施術後の好転反応が出やすい傾向があります。

・栄養状態が悪い

・薬を服用している

・日頃から姿勢が悪い

・鍼施術に慣れていない

・肌が敏感な状態である

・身体に疲れが溜まっている

身体の状態が悪いと好転反応が出やすいですが、施術を重ねるうちに疲労物質が溜まりにくくなり、好転反応が起きなくなる方もいます。鍼の効能に慣れていないとき、肌が過敏な状態のときは、起こりうる好転反応について鍼灸院で確認しておきましょう。

また、施術後の好転反応が心配な場合は、施術後2〜3日ほどは予定を入れないことをおすすめします。

鍼施術後の好転反応は何日続く? 

通常、鍼施術後の好転反応は、施術から1日〜2日以内におさまることが多いです。3日以上長引くケースは少ないため「この不調はいつまで続くのか……」といった過度な心配は不要です。好転反応がおさまった後に鍼の効果が本格的に出始めるケースも多いので、焦らずに様子をみましょう。

もし鍼施術による好転反応がおさまらない場合は、施術を受けた治療院の先生に相談してください。明らかに重症な場合は、病院で検査してもらう必要があります。

鍼施術後の過ごし方

ここでは、鍼施術後の好転反応を和らげるための過ごし方について紹介します。

水分補給をする 

鍼施術後は、滞っていた老廃物や疲労物質を外へ排出するためにしっかり水分補給しましょう。水を飲むことで身体中がうるおい、鍼の効果も高まりやすくなります。また、水分補給することで発熱やめまい、だるさなどの好転反応も軽減します。

ただし、ジュースやコーヒーでは水分補給にはならないので注意してください。常温のお水か白湯をたっぷり飲むのがおすすめです。

十分な睡眠をとる 

鍼施術を受けた後は、十分な睡眠をとりましょう。

しっかり睡眠をとることで身体がリセットされ、翌日以降に鍼の効果を実感しやすくなります。また、十分な睡眠をとれば、好転反応も緩和しやすいです。

好転反応で夜になかなか眠れない場合は、目を閉じてリラックスするよう意識しましょう。眠れなくても横になって休むことで、肉体的な休息になります。

また、大きく呼吸しながら軽くストレッチするのもおすすめです。ゆっくりストレッチすることで血圧や心拍数が落ち着き、心身ともにリラックスできます。

鍼施術後のNG行動 

鍼施術後、身体に負担のかかる行動をとると鍼の効果が半減したり、好転反応が強くなったりするため注意が必要です。例えば、下記のような行動は避けましょう。

・飲酒

・長風呂

・激しい運動や筋トレ

軽いストレッチなら問題ありませんが、激しい運動は身体に負担がかかってしまいます。また、アルコールを摂取すると睡眠の質が低下し、鍼施術の効果が下がってしまう可能性があります。そのため、施術当日の飲酒は控えることをおすすめします。

まとめ

鍼施術後には痛みやだるさ、眠気などのさまざまな好転反応が起こることがありますが、改善に向かっているサインなので、過度な心配は不要です。一般的に、好転反応は1~2日で治まることが多いため、焦らずに様子をみましょう。

くまのみ整骨院では、丁寧なヒアリングのもと、お客様の身体に合った無理のない鍼施術を行っています。さまざまな身体の不調に対応していますので、鍼施術が初めての方もぜひお気軽にご相談ください。

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