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鍼施術におけるトリガーポイントとは?期待できる効果、おすすめの人を紹介

鍼施術におけるトリガーポイントとは?期待できる効果、おすすめの人を紹介

慢性的な肩こりや腰痛があり、マッサージを受けたり湿布を張ったりしてもあまり効果が出ずに悩んでいる方はいませんか。もしかしたら、それはトリガーポイントが原因かもしれません。トリガーポイントの改善には鍼施術が有効です。

今回は、トリガーポイントが形成されてしまう原因と、鍼施術におけるトリガーポイント療法について解説します。

そもそもトリガーポイントとは?

トリガーポイントとは筋肉や筋膜、腱などにできるコリのことで、レントゲンなどには写りません。

痛みの引き金となる部位でもあり、なかなか治らない身体のコリや痛みは主にトリガーポイントが原因です。指で押すとゴリゴリとした筋肉の塊を感じられるでしょう。

トリガーポイント自体が痛むこともありますが、別の場所で痛みを感じる関連痛も引き起こします。例えば、頭痛の原因が首のトリガーポイントであったり、足の痛みが腰のトリガーポイントであったりします。

肩こりや首こりなどの慢性的な症状を改善するのであれば、トリガーポイントに特化した施術がおすすめです。

トリガーポイントが生じる原因

トリガーポイントはなぜ生じてしまうのでしょうか。具体的な4つの原因を解説します。

長時間の同じ姿勢や冷えによる血行不良

デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると、筋肉が動かずに緊張状態になります。筋肉は20分間姿勢を変えないでいると固くなるといわれており、固くなった筋肉は血管を圧迫してしまいます。

結果として、筋肉を包んでいる筋膜が隣の筋肉や皮膚にくっついて血流が滞り、トリガーポイントが形成されるのです。血行の悪さは酸素や栄養素が行き渡らなくなる原因にもなり、余計に筋肉を固くしてしまうこともあります。

血行不良は身体を冷やすことによっても起きるため、冷え性であったり、夏場に冷房が効いた場所に居続けたりしていると、トリガーポイントが形成されやすくなります。

激しい筋肉運動

筋肉は激しい運動によって酷使しすぎると、炎症を起こしたり損傷したりします。そして筋肉を覆っている筋膜の癒着やねじれを生み、血行不良からトリガーポイントが形成されてしまいます。

特に、普段から力仕事の多い方やスポーツ選手などは、トリガーポイントが作られやすいでしょう。

損傷・外傷など

打撲や捻挫などのケガを放置するとトリガーポイントを発生させてしまうため、注意が必要です。ケガによって内出血や腫れが起こると、患部の周りにある血管が圧迫されて虚血状態になるからです。

また、痛みを伴うケガをした場合、無意識のうちに患部をかばって動いていることはありませんか。この動作で身体に力が入って筋肉が緊張し、血行不良を起こしてトリガーポイントが作られてしまうこともあります。

精神的ストレス

実は精神的なストレスも、トリガーポイントを形成させやすくする要因のひとつです。ストレスを受けると交感神経が優位になり、身体の緊張から筋肉が固くなることで血行不良が起きるからです。

鍼施術におけるトリガーポイント療法とは

肩こりや腰痛などの慢性的な痛みを緩和するには、トリガーポイント療法が効果的です。トリガーポイントができている筋肉や筋膜をほぐしながら症状を和らげようという治療法です。

トリガーポイント療法にはいくつか種類がありますが、なかでも鍼施術がおすすめです。鍼では、トリガーポイントやトリガーポイントがある筋肉に直接鍼を刺して施術します。筋肉の奥深くにあるコリにまで届くため、手による施術では改善しない痛みにも効果が期待できます。

トリガーポイントに鍼施術が有効な理由

鍼施術の基本的なメカニズムは、コリのある場所に打った鍼を脳に異物と判断させて、自己免疫機能を活性化し血流を良くするというもの。その結果、患部へ血液が流れて、コリを改善するために必要な酸素や栄養素が行き渡るほか、老廃物が押し流されてだるさや不快感も軽減されるのです。

トリガーポイントは長い時間をかけて形成されます。たった一度マッサージしただけでは改善されません。揉むだけの施術も効果は期待できないでしょう。

鍼はトリガーポイントに直接働きかけることができるため、最小限の施術で改善が可能です。施術に使用する鍼は非常に細いため、血管や神経を傷つける心配はありません。

鍼施術のトリガーポイント療法がおすすめな人

鍼施術のトリガーポイント療法は、以下のような人におすすめです。

・慢性的な痛みやコリがある人
・ぎっくり腰や寝違えなど急性の痛みが出た人
・自律神経の乱れによる不調を抱えている人
・生理不順や生理痛など女性特有のお悩みを持っている人

トリガーポイント療法により、痛みが出る筋肉の細かいポイントに直接作用して筋膜を緩めます。これによって、本来の可動域や柔軟性が戻り、痛みの改善につながるでしょう。

鍼施術でトリガーポイント療法をする際の一般的な流れ

鍼施術でトリガーポイント療法を行う際には、一般的に以下の流れで施術が進められます。

1.カウンセリング
まず、カウンセリングを通じてトリガーポイントが発生する日常生活のクセや習慣などを確認します。痛みが出るタイミングを把握することで、トリガーポイントを特定しやすくするためです。

2.トリガーポイントを確認
カウンセリングをもとに、身体をチェックしながらトリガーポイントを確認していきます。同時に、身体に鍼を打ちやすい状態にするため筋肉を緩めるのも重要です。

3.鍼施術
トリガーポイントに鍼を打つと、全身にずーんと響く感覚を覚えます。身体の反応を見ながら、鍼の本数や押圧の加減・時間などを調整しますが、10分から15分ほど鍼を当てた状態で置いておくのが一般的です。

4.筋肉の緩みをチェック

時間が経ち、トリガーポイントへの響きが確認できたら、鍼を抜いて手で筋肉の緩みをチェックします。同時に、ハンドセラピーで身体に働きかけ、身体をさらに緩めていくと効果が高まります。

鍼以外のトリガーポイント療法

ここでは、鍼以外にトリガーポイント改善が期待できる施術方法を2つ紹介します。

トリガーポイント注射

トリガーポイント注射は整形外科やペインクリニックで受けられる施術です。トリガーポイントに局所麻酔や炎症を押さえる薬を打って、痛みを緩和させます。固くなった筋肉をほぐし、血行を改善する効果もあります。

医療機関であれば保険が適用されるため、保険の範囲内でトリガーポイントを改善したい方におすすめです。

認知行動療法

認知行動療法とは、トリガーポイントの原因となる行動を減らしていくことで症状を緩和させる療法です。

普段デスクワークで長時間同じ姿勢を取りがちな方であれば、血行を促進するためにこまめにストレッチや運動をするよう心がけます。逆に運動のしすぎが原因の場合は筋肉の動かし方を見直して、いつも同じ筋肉ばかりを使わないよう気を付けると良いでしょう。

自分でできるトリガーポイントへのセルフケア

トリガーポイントは、自分で見つけてケアを行うこともできます。ここでは、自分でできるトリガーポイントのセルフケア方法を紹介しますので、ぜひ自宅で試してみてください。

トリガーポイントの見つけ方

最初に、トリガーポイントをどうやって見つけたら良いのかを見ていきましょう。

肩の場合

肩のトリガーポイントを探すには、以下の方法が効果的です。

・肩甲骨の周りや骨と筋肉の境目を押す
・肘の関節周りを押す
・鎖骨の先端の下部と肩の骨がくぼんでいる部分を押す
・肩をゆっくりと回しながら、痛い・痛気持ちいいと感じる部分を探す

肩甲骨は、手が届きにくいため、仰向けになった状態で肩甲骨と床の間にテニスボールを挟んでみましょう。テニスボールを動かすと、痛気持ちいいと感じる場所が見つかりやすくなります。

腰の場合

腰のトリガーポイントは、以下の方法を用いると探しやすくなります。

・お尻の中心もしくは中心から少し外を押す
・背中の骨盤の骨の上を押す

背中やお尻が押しづらい場合は、肩と同じようにテニスボールを使うと探しやすくなります。テニスボールを転がすように動かし、トリガーポイントを見つけていきましょう。

膝の場合

膝のトリガーポイントの探し方は、以下の方法があります。

・脚の鼠径部を押す
・膝から手の平ひとつ分下の外側を押す
・膝から指4本分上の、内側と外側を押す
・膝裏の外側を押す
・膝裏から手の平ひとつ分下の内側を押す

トリガーポイントを探すには、指で押すほか、ゴルフボールを押しても探しやすくなります。ただし、力を入れすぎないように注意しましょう。

トリガーポイントへの対処法

トリガーポイントを見つけたら、適切な対処法で痛みの軽減につなげていきましょう。

指やテニスボールなどでほぐす

トリガーポイントをほぐす際には、指やテニスボールなどを使ってゆっくりとほぐしていきましょう。指を使う時は、固くなっている箇所にゆっくりと指を押し込みますが、強く押しすぎないよう注意が必要です。気持ちいいと感じる程度に5秒ほど押し、場所を少しずつ動かしながら何度か繰り返しましょう。

指で押すことが難しい背中や肩甲骨などは、トリガーポイントを見つけるのと同じように仰向けになった身体と床の間にテニスボールを挟みます。身体の重さで圧をかけて、トリガーポイントをほぐしていきましょう。強く押すと逆に痛くなってしまう場合もあるため、注意が必要です。

筋トレをする

筋トレを通じて筋肉を鍛え、トリガーポイント付近の負担を軽減すると、痛みの軽減効果が期待できます。具体的には、トリガーポイントの逆側に当たる身体の部位を、筋トレで鍛えるのです。

例えば、背中のトリガーポイントへの対策として、腹直筋を鍛えるとトリガーポイントだけでなく腰への負担軽減効果も高まります。ただし、誤った筋トレを行うと身体を痛めてしまう場合があるため、やりすぎに注意しましょう。

まとめ

トリガーポイントは筋肉や筋膜などにできるコリのことで、痛みの引き金となる部分のことです。長時間に及ぶ同じ姿勢や血行不良、運動のしすぎなどさまざまな要因でトリガーポイントは形成されます。

トリガーポイントを緩和させるには、鍼施術がおすすめです。トリガーポイントにピンポイントにアプローチして、肩こりや首こり、腰痛などの慢性的な症状を改善してくれます。

鍼施術を検討している方は、ぜひくまのみ整骨院にご相談ください。

くまのみ整骨院でも鍼施術を行っており、鍼が初めての方でも安心して施術を受けていただけます。丁寧なカウンセリングにより、自分では気がつかなかった身体の不調にもアプローチいたします。

鍼施術だけでなく手技整体のメニューも取り揃えているため、自分に適した施術がわからなくても心配ありません。一人ひとりに適した施術とアフターケアで、トリガーポイントを改善します。

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