近くの店舗を探す

交通事故専門ダイヤル

膝がカクカクする原因とは?違和感を改善する方法も紹介

膝がカクカクする原因とは?違和感を改善する方法も紹介

膝がカクカクするなどの違和感がある場合、変形性膝関節症や半月板損傷などを発症している可能性があります。放置すると症状が悪化するおそれがあるため、早めの対処が肝心です。今回は、膝がカクカクするときの原因や、違和感を改善する方法を紹介します。

膝がカクカクするときの具体的な症状と原因

まずは、膝がカクカクするときの具体的な症状と原因を紹介します。

膝が曲げにくい/伸ばしにく い

膝が曲げにくい、または伸ばしにくいといった症状が出ている場合、筋肉の柔軟性が低下している可能性があります。

太ももの前面の筋肉は膝を曲げる動作に、太ももの裏側の筋肉は膝を伸ばす動作に関わっているためです。

症状が進行すると膝関節へのダメージが増加し、痛みが生じることもあるため、注意が必要です。

膝がずれる感じがする

膝がずれるような感覚がある場合、関節や骨の形状が乱れている可能性があります。

例えば膝が外側にずれている場合、すねの脛骨(けいこつ)と太ももの大腿骨(だいたいこつ)にねじれが生じており、バランスを保てなくなっていることが考えられます。

股関節や膝関節などのバランスが悪くなると、腱でつながった膝蓋骨(しつがいこつ)が何らかの動作に応じて引っ張られるため、膝がずれる感覚を覚えることが多いのです。

膝が引っかかる感じがする

膝が引っかかる感じがする場合は靭帯や半月板、軟骨や骨などの部位が損傷しており、膝関節の動きを妨げている可能性が考えられます。

ただし生まれつきの膝関節の形状によっては、膝が特に損傷していなくても引っかかる場合があります。

膝がカクンとなる

膝の力が抜けるようにカクンとなる違和感は、「膝崩れ」ともいわれる症状で、筋力の低下によって引き起こされます。

筋力が低下して膝を支えられなくなると、カクンと膝が崩れるような症状が現れるのです。

踏み込んだときに膝がカクンとなったり不安定になったりする場合は、靭帯や半月板が損傷している可能性があります。

膝を動かすと音が鳴る

膝を動かすと音が鳴る場合、その音の種類によってとるべき対応が異なります。

屈伸時などにパキパキ、ポキポキといった音はするものの、痛みがない場合は様子見でも問題がないことが多いです。

ただし、ミシミシやゴリゴリといった音がする場合は膝関節の軟骨がすり減り、骨同士がぶつかって擦れている可能性があります。その場合は早めに病院を受診することが重要です。

膝に違和感があるときに考えられる病気

ここからは、膝に違和感があるときに考えられる病気の種類を紹介します。

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、加齢による筋力の低下、組織の衰え、膝の酷使、肥満などが原因で、軟骨がすり減り炎症が起こる病気です。

日本人の約3,000万人が罹患していると言われており、高齢者になるほど発症するリスクが高くなります。

進行すると関節が変形し、日常生活を送ることが困難になるため、早期に適切な治療を受けるのが重要です。

半月板損傷

半月板は膝関節の骨と骨の間にあり、運動や体重による膝関節の負荷を分散させる役割があります。スポーツや事故などで強い衝撃が加わった際に損傷することが多い傾向にあります。

常は強い痛みをともないますが、膝がカクンとなる違和感や引っかかる感覚が続き、MRI検査で初めて気づくこともあるのです。

痛みを放置し続けると、症状が悪化して変形性膝関節症へと発展するおそれがあります。

靭帯損傷

膝関節には、前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯という組織があり、すねの脛骨と太ももの大腿骨をつなぐ役割があります。

しかしスポーツでの急な動きや事故などによって衝撃を受けると、これらの組織がダメージを負うことがあります。

損傷すると、膝の痛みや動かしづらさを感じやすいのが特徴です。また損傷してから時間が経つと、腫れたり、膝が不安定に感じたりすることがあります。

タナ障害

タナとは、膝関節を覆う関節包の内側にある滑膜で、ひだ状になった組織のことです。

膝関節への何らかの刺激が続いてタナが変形すると、屈伸動作のときに引っかかりを感じることがあります。さらにひどくなると、炎症を起こし痛みが出てくる場合もあります。

膝蓋骨の亜脱臼

膝蓋骨の亜脱臼は、膝にあるお皿が適切な位置からずれることで起こる症状です。お皿が完全にずれる状態を脱臼といいますが、少しずれた状態を亜脱臼といいます。

脱臼の場合は強い痛みをともないますが、亜脱臼はカクンとなる違和感や膝の不安定感を覚える程度で、ほとんど無症状のことも多いです。

ジャンプの着地の際や、膝が伸びた状態のときなどに、関節から膝蓋骨が逸脱することで発症します。

関節リウマチ

関節リウマチは、ウイルスなどから身体を守る免疫機能の異常により、関節の骨膜などに炎症が起こって痛みや腫れが生じる病気です。

主に手足の関節で発症し、進行すると関節の破壊、変形から機能障害に至ることがあります。

朝起きた直後から30分以内に、関節のこわばりや痛みなどが起きやすいのが特徴です。

椎間板ヘルニアなど腰の疾患

腰や背中のトラブルが原因で、膝の違和感や痛みが生じている可能性もあります。

例えば、背骨にある椎間板が変性して飛び出し、神経を圧迫する腰椎椎間板ヘルニアもそのひとつです。

腰椎椎間板ヘルニアにともない発症する坐骨神経痛は、左右どちらかの太もも、膝、足などに痛みやしびれが生じるのが特徴です。状態によっては、両方の足に痛みが生じる場合もあります。

膝がカクカクする違和感を改善する方法

ここからは、膝がカクカクする違和感を改善する方法を紹介します。

適度なストレッチや運動をする

膝の痛みがない、もしくは痛みが軽度であれば、適度な運動やストレッチが膝の違和感の軽減に役立ちます。

ただし無理な運動は膝に負担をかける可能性があるため、適切な方法で無理なく行うことが肝要です。

下記の項目から、膝の違和感に有効な筋トレ・ストレッチを紹介します。

大腿四頭筋の筋トレ・ストレッチ

膝の曲げづらさを感じる場合は、太ももの前面の筋肉である大腿四頭筋の筋力不足や、筋肉の固さが要因と考えられます。

大腿四頭筋を鍛える場合は、座ったまま太ももを伸ばすストレッチや、スクワットなどが有効です。

床に座った状態での太もものストレッチは、下記の順序で行います。

1.床の上に座る
2.ストレッチをかけたいほうの膝を外側に折り曲げる
3.身体の姿勢を後ろに倒すようにして、両手を床の上に置く

続いて、スクワットの方法を解説します。

1.足を肩幅に広げる
2.おしりを引くようなイメージで股関節と膝を曲げる
3.3秒かけて曲げ、3秒かけて伸ばす動作を10回×3セット行う

正しい方法で行わなければ、痛みが悪化したり、ほかの部位を痛めたりすることもあるため注意しましょう。

関節のバランスを矯正する筋トレ・ストレッチ

膝が不安定に感じるのは、O脚になっているなど骨や関節のバランスが崩れていることが原因と考えられます。

関節のバランスを矯正するためには、ハムストリングス外側の筋肉の収縮を改善するストレッチや、太ももの内側にある内転筋のトレーニングなどが有効です。

ハムストリングスのストレッチ方法は下記の通りです。

1.脚を伸ばして床に座る
2.ストレッチをかけたい足と反対側の足を内側に折り曲げる
3.股関節からたたむように身体を前に倒す

続いて、内転筋のトレーニング方法を紹介します。

1.仰向けの状態で両ひじを床につき、そのまま横向きの体勢になる
2.下の脚を伸ばし、上の脚の膝を曲げる
3.下にある足を可能な範囲で上にあげる
4.3秒かけて足を上げて、3秒かけておろす動作を10回×3セット行う

膝に負担をかけすぎないように気を付ける

日常生活のなかで、膝に負担をかけすぎないように心がけることも大切です。例えば、長時間の立ち仕事や重いものを持つなど、膝に負担をかける動作はなるべく避けましょう。

また、正しい姿勢を保つことや、足のサイズに合った靴を選ぶことも膝への負担を軽減するのに役立ちます。

医療機関を受診する

膝の違和感は単なる筋肉の疲労だけでなく、変形性膝関節症や半月板損傷などさまざまな病気の可能性があります。

膝の痛みや違和感が続く場合は、早期に医療機関を受診しましょう。

膝に違和感があるときは整骨院に相談しよう

整骨院でのケアは、膝の違和感の緩和に役立ちます。くまのみ整骨院では、一人ひとりの身体の状態に合わせた施術を実施しています。

膝の痛みのほか、肩こり、腰痛、頭痛など、さまざまな身体の悩みに対応可能です。整骨院が初めての方や痛みが不安な方のために、リラックスして施術を受けられる環境を整えています。

またストレッチのアドバイスも行っているため、ご自宅でも身体のケアを続けられます。膝の違和感にお悩みの方は、くまのみ整骨院へお気軽にご相談ください。

まとめ

膝に違和感がある場合は、症状や原因を正しく見極め、適切に対処することが大切です。痛みが軽度であれば、適度な運動やストレッチによって違和感を軽減できる場合があります。

ただし、変形性膝関節症や半月板損傷などの重大な病気の可能性もあるため、違和感が続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。

HOME

  • アクセス
  • スタッフ募集
  • 採用パンフレット
  • スタッフブログ
  • エステサロンのサイトはこちらから

各院へのアクセス

埼玉県