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鍼は肩こりにも効く?肩こりの原因と鍼施術の効果を解説

鍼は肩こりにも効く?肩こりの原因と鍼施術の効果を解説

軽度なものから重度なものまで、つらい肩こりに悩んでいる人は多いかもしれません。肩こりの原因はひとつではなく、さまざまな原因が重なって起こることがほとんどです。全ての原因を自分だけで解決するのは、非常に難しいでしょう。

湿布を貼ったり、マッサージをしたりと、さまざまな対処法を試しても改善しない肩こりには、鍼治療を試してみるのがおすすめです。

今回は、肩こりの原因と鍼施術で期待できる効果について解説します。

そもそも肩こりの原因とは?

肩こりの原因は、肩周辺の筋肉が固まっていることだけではありません。また、ほかの部位の不調が影響して肩こりが生じている場合もあります。

ここでは、肩こりの原因となるものを紹介していきます。

肉体的ストレス

まず考えられるのが、身体に直接負荷をかける肉体的なストレスです。

慢性的な肩こりは、日常生活や運動からくる筋肉疲労が原因になることもありますし、逆に運動不足によって筋力が低下し、身体を支える力が弱くなったことで起こる肩こりもあります。

筋力低下は姿勢が悪くなることにもつながり、さらに肩こりが起こりやすくなります。

また、睡眠や食事など生活習慣の乱れから来る肩こりも無視できません。不規則な生活は胃腸など体内機能のバランスを崩すことになり、その反動で肩こりが起こることもあります。

一方、急に肩が痛くなる場合には、寝違えやぎっくり腰などの筋肉疾患が原因としてあげられます。さらに、低血圧や高血圧、糖尿病、心筋梗塞など内臓疾患の症状として肩こりが起こる場合もあるため注意が必要です。

精神的ストレス

精神的なストレスがかかることで自律神経が乱れ、消化器系の機能が低下し、反射的に肩こりが起こることもあります。ストレスを上手く発散できず、長期的なストレスとして残り続けることでうつ病を発症し、より肩こりがひどくなるケースも存在します。

うつ病まで進んでしまうと、肩こり以外でも生活に支障をきたすことが多いため、「ただの肩こりだから」と放置せずに早めに対処することが重要です。

環境的ストレス

環境が要因として肩こりが起きるケースもあります。

現代であれば、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を使用した生活スタイルがその理由のひとつです。特にデスクワークでは常に前かがみの姿勢になりやすく、胃腸が圧迫されて血流が滞ることもあり、さまざまな原因が重なって肩こりが生じる場合があります。

また、寒さで身体が冷え、全身の血行不良を起こして肩こりに結びつくことも多いです。冬の寒さだけでなく、夏場のエアコンの冷気が原因で肩こりが起こることもあり、寒さによる冷え対策は1年を通じて必要といえるでしょう。

鍼施術は肩こりに効果がある?

鍼は東洋医学に基づく施術であり、その有効性は国際的にも認められています。施術を行えるのは国家資格を持った鍼灸師のみです。

ここでは、なぜ鍼が肩こりに効果的なのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

深層の筋肉を直接刺激できるため

肩こりの原因は、表面的な筋肉ではなく、より深い部分にある筋肉の緊張にあります。そのため、マッサージなどの表層へのアプローチでは、一時的に楽になることはあっても、慢性的な肩こりは改善しにくいといわれています。

長引く肩こりに有効なのが、深層筋へのアプローチです。

鍼は、コリの原因となる深層の筋肉に作用し、緊張をほぐします。深い部分の筋肉をゆるめることで、肩こりの軽減が期待できます。

血行を良くするため

筋肉が緊張すると血流が滞り、筋肉に酸素や栄養が十分に行き渡らなくなります。そのため、体内に老廃物が蓄積し、疲労感やコリが引き起こされるのです。

鍼施術によって適度な刺激を与えると、身体の自己修復機能が活性化し、血流がスムーズになります。これにより、酸素や栄養が筋肉にしっかりと行き渡り、筋肉の緊張が和らいで肩こりが軽減されるのです。

また、血行が促進されることで痛みの原因となる物質の排出も促進され、肩こりに伴う不快感の軽減にもつながります。

鎮痛物質の分泌を促すため

鍼の刺激は神経を通じて脳に伝わり、視床下部や下垂体のはたらきを活性化させます。この過程で、エンケファリンやエンドルフィンといった「内因性オピオイド」と呼ばれる鎮痛物質が分泌されます。

内因性オピオイドは、身体が本来持つ痛みを抑える仕組みに関与し、肩こりに伴う不快な痛みを和らげる効果が期待できる物質です。

特にエンドルフィンは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、気分を高めたりリラックスを促したりするはたらきがあるため、ストレス緩和にもつながります。

自律神経のバランスを整えるため

日々のストレスや緊張は、交感神経を活発にし、自律神経のバランスを崩す原因になります。交感神経が優位な状態が続くと、血管が収縮し血流が滞りやすくなります。その影響で、筋肉に酸素や栄養が十分に行き渡らず、疲労物質が蓄積しやすくなるため、肩こりが悪化しやすくなるのです。

鍼には、自律神経のバランスを整える作用があります。鍼の刺激が交感神経の過剰な興奮を抑え、副交感神経のはたらきを促すことで、身体がリラックスしやすい状態になるのです。その結果、血行が良くなり、筋肉のこわばりがほぐれていきます。

また、自律神経が整うことで、肩こりを繰り返しにくい状態へと導く効果も期待できます。継続的に施術を受けることで、リラックスしやすい体質へと変化し、慢性的な肩こりの軽減につながるでしょう。

鍼施術を受ける際に気になること

鍼施術をしたことがない人の中にとって、いくつか疑問を持っている方はいるのではないでしょうか。

ここでは、鍼施術で気になる疑問に対する回答を紹介していきます。

鍼施術は痛いの?

鍼施術では、0.14~0.34mmの鍼が使われるため、痛みを感じる方が少ない傾向にあります。また、鍼施術の鍼は、注射針などと比べると先端が丸くなっており、痛みを感じにくい形のため安心です。

ただ、刺したときにチクッとする痛みを感じる場合や、こりの強い所に刺したときに重い感じがする場合もあり、個人差があることは否めません。痛みが苦手な場合は、施術前に相談することでできるだけ配慮してもらえるので、遠慮せずに申し出てみましょう。

鍼施術の回数は?

症状の重さや原因によって、効果的な頻度や回数は異なります。1回の施術でも効果を感じる人もいれば、数回続けて施術する人もいます。

慢性的な症状の場合は数ヶ月から数年かかることもありますが、寝違えなど急性の痛みは症状がなくなるまで集中的に施術して終了になることもあり、鍼灸師と相談しながら進めていくと良いでしょう。

最初のうちは、効果を得られるように週に1~3回程度受け、継続した方が良いと言われています。症状が落ち着けば、少しずつ間隔をあけ、最終的に施術を受けなくても効果が持続するように生活を整えることが理想です。

重度の肩こりにも効果はある?

鍼施術は、身体の内側からアプローチしていく施術なので、重度の肩こりにも効果が期待できます。鍼なら、重度の肩こりの原因になっている深部の筋肉にもアプローチできるため、肩こりの症状が重い人ほど鍼施術を試してみると良いでしょう。

軽度の肩こりに比べると、効果が出るのに時間がかかる場合もありますが、継続的に施術を受けることで改善が期待できます。

まとめ

肩こりになる原因として、筋肉疲労や運動不足、自律神経の乱れなどがあげられます、鍼施術を受けることで、血行促進やストレスの緩和などが期待できるため、肩こりの症状が軽減されるでしょう。

くまのみ整骨院では、マッサージや整体だけでなく、鍼施術も行っております。個人に合わせたオーダーメイドの施術も可能なため、肩こりに悩む人におすすめです。

肩こりの症状を和らげたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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