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肉離れは整骨院で緩和する?症状や応急処置の仕方・予防方法を解説
肉離れとは、部分的に筋肉が断裂した状態をいいます。肉離れになったとき、どこで処置してもらえば良いのか知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、肉離れになったときはどこに頼れば良いのか、応急処置や予防の方法とともに解説します。
肉離れの症状緩和は整骨院?整形外科?
症状を緩和してもらうときは、軽度・重度の違いに合わせて頼るべき施設を判断しましょう。整骨院と整形外科のどちらに症状緩和を依頼すべきか、症状ごとに紹介します。
重度でなければ整骨院で緩和できる
肉離れは、筋膜や筋肉の線維が損傷や断裂することで起こります。軽い症状であれば痛みも少なく、自力で歩行できます。
軽~中度の肉離れなら、整骨院の施術で緩和のサポートができます。特徴は、国家資格を保有する柔道整復師が施術を担当することです。あくまで症状の緩和を目的とした施術のため、医療行為はできません。
整骨院での施術内容は、主に肉離れ直後のアイシングや固定、圧迫が中心です。痛みが引いてきたら、温熱を加えるなど症状に合わせたサポートを行います。
症状に応じて通院期間は決まりますが、目安としては3週間〜2ヶ月程度です。
医療行為は整形外科でしかできない
整重度と考えられる肉離れは、整形外科で処置を受けましょう。骨院での緩和サポートでは不十分な場合があります。
整形外科では主にレントゲン撮影、手術、投薬など医療行為を行います。専用機器を利用した詳しい検査が可能です。重症と判断されたときは、手術を受けられます。
また、正確に症状を確認したい方は整形外科の受診がおすすめです。
肉離れの具体的な重症度や主な症状は、次の項目で詳しく解説します。
肉離れの症状・重症度を解説
肉離れは筋肉の損傷から、軽度、中度、重度と3つの段階に分けられます。あらかじめ重症度を知っておくと、整骨院と整形外科のどちらを頼るか判断しやすくなります。この項目では、症状の度合いに応じて、症状の特徴を紹介します。
軽度の肉離れ
軽度の肉離れは、出血性の損傷が起こり、筋肉から腱の移行部が断裂している状態です。微小な断裂のため、痛みは感じつつも問題なく動けます。ただし、損傷した筋肉部に圧痛(強く押すと痛む)があります。
ストレッチ時に多少の違和感を覚えたり痛みを感じたりする場合は、大腿部(太もも)とふくらはぎの可動域を確かめましょう。ストレッチをしたとき、各部位が以下のような状態であれば、軽度と考えられます。
・大腿部の後ろ側:仰向けで足を70度以上上げられる
・大腿部の前側:うつ伏せで膝を90度以上曲げられる
・ふくらはぎ:アキレス腱を伸ばすストレッチを無理なく行える
大腿部のストレッチを試すときは、足を自分で動かすのではなく、人に持ち上げてもらいましょう。
中度の肉離れ
中度になると、肉離れは筋線維部が部分断裂した状態であり、損傷部位に腫れが生じます。圧痛も強く出ており、場合によっては内出血をともないます。ストレッチを行うと強い痛みを感じ、日常生活動作に支障が出るのが特徴です。
・大腿部の後ろ側:仰向けで足を30~70度まで上げられる
・大腿部の前側:うつ伏せで膝を45~90度まで曲げられる
・ふくらはぎ:膝を曲げれば多少アキレス腱を伸ばすストレッチができる
中度の肉離れの場合、ストレッチで動かせる範囲は上記のとおりです。アキレス腱を伸ばすようなポーズを取ろうとすると痛みがありますが、膝を曲げればわずかに足を後ろへ動かせます。
重度の肉離れ
重度の肉離れは、筋線維が完全に断裂している状態です。損傷部に筋肉の凹みや内出血、強い痛みが出るため自立歩行はできません。動作初期も強い痛みがありますが、安静時でも痛みをともなうことがあります。
・大腿部の後ろ側:仰向けで足を30度以下しか上げられない
・大腿部の前側:うつ伏せで膝を45度以下しか曲げられない
・ふくらはぎ:膝を曲げても痛みがあり、つま先立ちもできない
ストレッチで確認できる、重度の肉離れの基準は上記のとおりです。強い痛みと損傷により、軽度や中度のようにアキレス腱を伸ばす動作はできません。
肉離れが起きやすいシーンと応急処置の方法
肉離れは、誰もが経験する可能性のある症状です。少しでもリスクを避けるためには、起きやすいシーンを理解して対策しておくことがポイントです。
ここからは肉離れが起きやすいシーンと、万が一起きたときに実践できる応急処置の方法を紹介します。
肉離れが起きやすいシーン
肉離れは、固まった筋肉が脚の動きに対応できず、起こることがあります。たとえば準備運動をせず急に筋肉を動かしたり、普段使わない筋肉を使ったりした場合などです。ダッシュやジャンプといった急激な動作は肉離れを起こしやすいため、注意しましょう。
また、気温が低いと、血流が悪くなることがあります。運動で体をあたためる場合は、事前に準備運動をすることが大切です。
肉離れが起きたときの応急処置
肉離れが起きた場合は、RICES処置が有効です。RICESとは4つの処置(Rest・Ice・Compression・Elevation)の頭文字からなる言葉で、詳しい応急処置の方法は次のとおりです。
Rest(安静)
まず安静にして、損傷部位の腫れや血管・神経の損傷を防ぎます。テーピングを行うなど、損傷部位を固定する処置です。
Ice(冷却)
冷却は、低酸素障害にともなう細胞壊死や腫れを抑えるために行います。氷を入れた袋を患部にあてて15~20分ほど冷却します。患部の感覚がなくなってきたら外し、同じ処置を1~3日程度繰り返します。
Compression(圧迫)
患部の内出血や腫れを防ぐために行われるのが、圧迫です。腫れると思われる部位にスポンジやテーピングパッドをあて、さらにテーピングなどで強めに固定します。
Elevation(挙上)
腫れの防止や軽減のために、挙上します。損傷部位を心臓より高くすることで腫れを防げますが、損傷部位が変形している場合など状態によっては避けたほうが良い処置です。
肉離れを予防する方法
肉離れは、急激な筋肉の収縮や伸びによって起こります。予防するために、運動前はストレッチやウォーミングアップで筋肉を温めておきましょう。
日ごろから筋肉を動かすように意識して、筋力を落とさないことも大切です。入浴中もマッサージして、筋肉を冷やさないようにすると、冬場の手軽な肉離れ予防になります。
運動後のストレッチもおすすめです。肉離れ防止になるうえ、疲労回復を早める効果も期待できます。
くまのみ整骨院は肉離れを緩和する施術も行っています
肉離れが起こる要因は複数あるため、誰もが経験する可能性があります。万が一、肉離れになったときは、くまのみ整骨院へお気軽にご相談ください。
くまのみ整骨院では、肉離れをはじめ、あらゆるスポーツ障害に対応しております。日常の中でちょっとしたことで体に起こる、さまざまな症状の緩和をサポートいたします。
まとめ
肉離れが起こったとき、整骨院と整形外科のどちらに相談すれば良いのかと悩む方は多いものです。判断基準として、肉離れの症状が軽度なのか重度なのかがあげられます。
重度の場合は医療行為が必要となる可能性があるため、整形外科を受診すべきです。軽度であれば、整骨院で症状の緩和サポートを受ける選択肢もあります。
くまのみ整骨院は肉離れを緩和する施術も行っておりますので、ぜひご相談ください。
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