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首を鳴らすのは危険!詳しい理由と原因を知って対処しよう!

首を鳴らすのは危険!詳しい理由と原因を知って対処しよう!

首にコリを感じると、つい首を鳴らしてしまう人はいるのではないでしょうか。しかし、首を鳴らすのは、身体にとってあまり良くない影響を及ぼします。首を鳴らすことのリスクを避けつつ、首周りの不快感を緩和できる方法があれば心強いですよね。

今回は、首を鳴らすことのリスクをまとめつつ、首周りの不快感を和らげる方法を解説します。

首を鳴らすのは危険!その理由は?

首を鳴らすのが危険な理由は、首を鳴らすことで神経を傷つけてしまうおそれがあるからです。

頚椎(首付近の脊椎)は、複数の骨が連なっています。それぞれの関節は潤滑油の役割を持つ関節液でつながっており、関節液中に溜まった気泡が弾けることでポキポキと音が鳴る仕組みです。一度弾けると気泡はなくなるので、首を鳴らした後はしばらく音が鳴らなくなります。

関節液中の気泡が弾けると、液中の容積が増えて首の動きが一時的に良くなります。そのため、首を鳴らすのが癖になってしまう方も多いようです。ただ、首を鳴らす行為は首に無理な動きを強いることになり、神経を傷つけるおそれもあるので注意が必要です。

日常的に首を鳴らしていると首の関節が緩むこともあります。その結果、緩んだ関節を保護するために周りの靭帯が固まり、ひいては首全体が固まっていくことに。いわゆるムチ打ちと同じ状態になり、日常生活に支障をきたすこともあります。

首を鳴らすことで生じる症状

毎日のように首を鳴らしていると、さまざまな症状が起こることがあります。具体的には、どんな症状が起こるのでしょうか。

首の痛み

まずは首の痛みです。首に痛みが生じると、首を鳴らすことによる無理な動きが神経にまで影響を及ぼしている可能性があります。

関節の可動域が狭くなり、首の動きが悪くなることもあるので注意が必要です。

頭痛

頭痛が起きるケースもあります。頭が締め付けられるような痛みを感じることや、後頭部が常に痛いなどの症状が出ることもあるでしょう。偏頭痛が引き起こされることもあり、不快な症状が長く続くことも考えられます。

手のしびれ

首周りの神経を傷めることによって起こる、脊髄症状や神経根症状と呼ばれるものです。首から手指にかけて放散するような痛みが出たり、上肢の筋力低下が起きたりするケースもあります。

めまい

椎骨(ついこつ)動脈症状と呼ばれる症状のひとつ。めまいのほかに、ふらつきや目の前が暗くなる、ものが二重に見えるなどの症状が出ることもあります。

ひどい場合には失神してしまうこともあり、ときには命にかかわる事態に発展することもある症状です。

首を鳴らすことで生じる病気

首を鳴らすことで起こる症状を放置していると、大きな病気につながることも考えられます。ここでは、注意したい病気についてまとめました。

脳卒中・脳梗塞

首を鳴らすのが癖になると、脳卒中や脳梗塞を引き起こす可能性があります

首の骨(頸椎)には椎骨動脈と呼ばれる血管が走っています。首を鳴らすことで物理的な刺激が加わり続けると、椎骨動脈に傷がついて血栓ができることも。血栓がはがれて血流に乗り、脳の血管に詰まって脳梗塞や脳卒中を引き起こすおそれがあります。

首を鳴らすことは1トン近くの衝撃を受けることと同等のものとされており、想像以上に体へ負担をかける行為です。椎骨動脈は簡単に傷がついてしまうので、首の鳴らしすぎは避けましょう。

変形性頸椎症

首の鳴らしすぎにより、変形性頸椎症(へんけいせいけいついしょう)になってしまう可能性もあります

首を鳴らした衝撃に骨が耐えようとすることで椎間が狭まり、骨が出っ張って骨棘(こつきょく)と呼ばれるトゲのような形に変化します。骨棘は周りの脊髄や神経根を圧迫し、血流障害が生じてさまざまな神経症状を引き起こします。

現れる症状として、首から手指にかけて放散する痛み、手指のしびれ、上肢の筋力低下などが挙げられます。加齢によって生じる病気でもありますが、無理な首の動きが変形性頸椎症を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

首を鳴らさないためにするべきこと

不快な症状や病気を引き起こさないためにも、首を鳴らす動作は避けましょう。たとえ音が鳴らなくても、無理な方向へ首を急に動かさないようにすることも大切です。

日頃の意識としてはこのふたつが重要ですが、さらに次の4つのポイントを実践することで首を鳴らすことを予防できます。

筋肉を温める

首のコリを感じたら首周りの筋肉を温め、ほぐしてあげるのがおすすめです

手軽にできるのがホットタオルを使う方法です。軽く濡らしたタオルを電子レンジで1分ほど温め、首から肩に温めたタオルをかけて筋肉をほぐしていきます。タオルは時間が経つと冷めてしまい、長時間乗せたままにするとかえって体が冷えてしまうので注意しましょう。

ドラッグストアなどで市販されている、体を温めるグッズを使うのもおすすめです。温熱タイプの湿布や、保温用のネックウォーマーなどが役に立ちます。

肩甲骨のストレッチ

首を鳴らしたくなったら、代わりに肩甲骨のストレッチをしてみてください

わきの下の痛い所を反対側の手でつかみ、そのまま肩甲骨を後ろに回します。または、肩に手を乗せた状態で10回程度肩甲骨を回すのも効果的です。

首のストレッチ

首のストレッチも、首コリの解消に期待ができます。特に、首の横にある斜角筋をストレッチしてほぐしてあげると良いでしょう

1.右手を左側頭部に添える

2.右手で頭を倒し、左側の首筋を伸ばす

3.息を吸いながらゆっくりと戻す

4.反対側も行う

手の重みだけで行うように意識し、余計な力を入れないようにするのがポイントです。

首の後ろを重点的にストレッチすると、頸椎に圧をかけて動きを改善する効果を期待できます。

1.両手指をうなじより上、首の中央から左右1cmほどの部分に置く

2.指で圧をかけながら、ゆっくりと上を向く

3.3〜5回繰り返す

4.指の位置を上下にスライドさせ、同じ動作を繰り返す

上を向くとき、真上を向くまで首をそらさないよう気を付けてください。

スマートフォン閲覧時やデスクワーク時の姿勢改善

日頃の姿勢にも気を配ることが大切です。スマートフォンやパソコンを見る機会が多い方は、画面をのぞき込むような形で首が前に傾きがちです。長時間にわたって首の前屈姿勢をとらないように心がけましょう。

少なくとも、30~60分に一回のペースで5分間程度の休憩を挟むのがおすすめです。窓の外の景色など、できるだけ遠くを眺めることを意識して、目もしっかり休ませておくようにしましょう。

余裕があれば、休憩時間中に肩甲骨を動かすストレッチをするのもひとつの方法です。肩を上下させる、バンザイをするなどの簡単な動きでも構いません。筋肉は普通に暮らしているだけでも凝り固まるので、常にほぐす意識をもつことが大切です。

首が鳴るのが気になるなら整骨院に相談しよう!

首を鳴らすことのリスクは分かったけれど、首周りがつらくてどうしても鳴らしたくなってしまう方は、プロが施術してくれる整骨院に相談してみてください

整骨院では、動きが悪くなった関節を正しい位置に戻してくれます。首を鳴らすのが癖になっており、首に痛みやコリが出ているならプロの手を借りるのが安心です。整骨院の施術なら首のコリを緩和できるため、首を鳴らす必要もなくなります。

くまのみ整骨院では、首を鳴らすことなく痛みを和らげるための施術ができることが強みです。骨格調整×筋肉調整を駆使した施術で、体に負担をかけないバランス重視の施術を心がけています

くまのみ整骨院の公式サイトはこちら

まとめ

首を鳴らすことで一時的に首の動きがよくなったように感じますが、鳴らし続けているとより不快な症状や大きな病気につながることもあります。首を鳴らさないために日頃の姿勢を正すことや、こまめにストレッチすることも大切です。不快な症状があってつらい方は、プロによる施術ができる整骨院に相談してみてください。

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