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腕の付け根が痛いときに考えられる原因!状態別の対処法について解説

腕の付け根が痛いときに考えられる原因!状態別の対処法について解説

肩や脇など腕の付け根の痛みがあると、日常生活に支障をきたします。思ったように腕が動かせず、不便な思いを経験したことがある方は多くいるのではないでしょうか。

本記事では、腕の付け根が痛いときの原因と対処法を状態別に分けて、解説していきます。

腕の付け根の外側が痛いときに考えられる原因

腕の付け根の外側にあたる肩や鎖骨のあたりが痛い場合、周辺の筋肉や骨などの炎症や怪我が疑われます。

ここでは、腕の付け根に起きる痛みの原因について3つご紹介します。

肩関節周囲炎

動かすときに痛む、夜中にズキズキと痛む場合は、肩関節周囲炎の可能性があります。いわゆる、四十肩や五十肩と呼ばれるものです。

肩関節周囲炎は、加齢とともに進行しますが、若い方でも発症する肩の痛みのひとつです。肩は全身の中でも可動域が広い関節であることから、筋肉が複雑に絡み合っています。

肩関節を支える靭帯や腱、関節などの組織が老化すると周辺組織に炎症が起きて、慢性的な痛みの元になります。腕や肩の上げ下げがしにくい、回しにくいなどの肩関節の運動機能の低下は、肩関節周囲炎の代表的な症状です。

腱板損傷

肩甲骨と上腕骨の間には腱板というインナーマッスルがあり、腱板が損傷すると強い痛みを引き起こします。中でも、腱板断裂は比較的男性の右肩で発症しやすい症状といわれ、主に肩の使いすぎや老化が原因です。

腱板損傷は肩関節周囲炎とは違い、肩の上げ下げはできるため運動機能はそのままですが、回すときに挽き潰すような音がするのが特徴です。

また、腱板部分にカルシウムなどが付着して損傷する石灰沈着性腱板炎の可能性もあります。突然の肩の痛みで始まることが多く、主に40代以降の女性に多い症状です。

頸椎の異常

肩の骨や筋肉に炎症などの症状が見られない場合は、首周りの異常が考えられます。首は重たい頭を支えるために非常に負担がかかりやすく、怪我や老化で変形しやすい部分です。

首の頸椎が変形することにより、首の中にある神経を圧迫したり、傷つけたりすると肩の痛みとして現れます。頸椎を異常とした痛みの場合は、神経を傷つけているので指が曲げられない、手がしびれるなどの症状も現れます。

腕の付け根の内側が痛いときに考えられる原因

腕の付け根の内側である脇の下が痛む場合は、筋肉や骨の損傷だけではなく、内臓に疾患がある可能性があります。婦方系から循環器・呼吸器系など多岐にわたるため、痛みだけではなく、ほかの症状の確認が必要です。

ここでは、脇の下が痛む主な3つの理由をご紹介します。

リンパの腫れ

脇の下は体の中でも多くのリンパ管が集まる場所です。全身の老廃物をろ過するなど、重要な機能を備えたリンパ節も集中しているため、体調の変化に敏感に反応し、単純な風邪やストレスでもすぐに炎症や腫れを起こす部分です。

腫れたリンパ管やリンパ節が、周囲の神経を圧迫することで痛みとなります。腫れは一時的ですが、リンパ管自体に細菌やウイルスなどが入り込んで化膿すると、自然に治りにくく、薬が必要になることもあります。

乳がん

特に女性の場合、脇の下の痛みは乳がんの可能性があります。痛みを感じる程の乳がんは、すでにある程度進行している可能性があるため、脇の痛みだけではなく、脇の下や乳房に違和感を覚える、乳房が左右非対称になるなどの症状がある場合は、早急な外科への受診が必要です。

乳がんではなくとも、30代以降女性の場合、主に生理を原因としたホルモンバランスの乱れにより、脇の下が痛む場合があります。胸の痛みや乳頭から不自然な分泌液がある、乳房が張るなどの症状が現れます。

首周囲への負担

脇の下も、首や周辺への筋肉や骨に負担が痛みの原因になります。同じ姿勢を長時間続けることで、首から肩、そして背中につながる筋肉で血行不良が起き、たまった老廃物が痛みとして現れます。

また、首の骨を出口にしている神経には、背中や肩甲骨周りの筋肉の感覚を支配している神経があります。そのため頸椎ヘルニアなどで神経を圧迫していると、背中や脇の下の痛みとして現れることも考えられます。

そのほか、肋骨の骨折などの外傷も、脇の下の痛みの原因のひとつです。

腕の付け根が痛いときの対処法

腕の付け根の痛みの原因は、主に首から肩、背中にかけての筋肉や骨です。しかし、心疾患や胸膜炎のような重篤な病気も考えられるので、あわせて現れる症状にも注目して適切な対処をすることが必要です。

実際に、腕の付け根が痛むときの対処法についてご紹介します。

炎症時には冷やす

痛みのほかに、「周辺が熱く感じる」「押すと強い痛みを感じる」などの症状がある場合、患部が炎症を起こしていることが考えられます。炎症時は痛みを抑えるためにもアイシングや湿布などで患部を冷やすことが大切です。

患部に負担をかけないよう、なるべく体を動かさず安静に過ごします。特に急に痛みが生じた場合は、むやみに動かすと炎症を悪化させるため、無理に動かさないようにしましょう。

慢性時には血行を良くする

慢性的な肩こりや、肩が上がらない四十肩・五十肩の場合は、血行を良くすることで改善が見込めます。患部を温める、ストレッチなどでこりを改善できれば、痛みも和らぎます。

炎症が起きた場合でも、安静状態を長く続けていると、ますます体が固まってしまい、逆効果になることも少なくありません。痛みがある程度治まったら、軽く肩を回す、腕を振るなどの簡単なストレッチをしましょう。

治らない場合は受診する

腕の付け根の痛みは、多くの場合は加齢とともに現れる症状なので、痛みが改善しないときは、整骨院や整体院で施術を受けるのがおすすめです。専門家に身体の状態を確認してもらい、適切なケアを受けましょう。

くまのみ整骨院では、整体などの痛みを和らげるための施術以外にも、お客様から入念なヒアリングを行っています。日常生活にある痛みの原因を洗い出し、症状改善のため生活習慣の見直しのアドバイスを行います。

特に肩の痛みは続きやすいため、お客様自身で適切な再発防止のためのケアができるように指導しています。

腕の付け根が痛い、腕が動かしにくいなどのお悩みがある方はぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

腕の付け根が痛むと日常生活にさまざまな支障をきたし、腕が動かしにくい不便さから精神的なストレスも溜まります。筋肉の炎症や骨の変形など加齢とともに現れやすい症状も多くありますが、なかには内臓の病気も考えられます。

痛みが続く場合は、整骨院や病院にかかるなど、自分の痛みの原因を知って適切な処置を取りましょう。

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