その辛さ、もしかしたら血行不良かも…日常生活でできる改善策をご紹介！ 2024年2月5日

最近何だか体調が優れない。体が重い。暖かくしているのに手足が冷たい。老けた気がする。

こんな症状ありませんか？

もしかしたら、血流が悪くなり血行不良が起きているからかもしれません。

 

今回は

血行とはなにか、血流との違いや血行不良になる原因、具体的な改善策についてお伝えします！

 

血行とは？血流との違い

まずは、血流と血行の違いについてお話しいたします。

身体にはくまなく血管が張り巡られその中を血液が流れています。

このように血管内を血液が流れることを「血流」といいます。

一方で、心臓からはじまった血流が、他の内臓や手足の先ま全身に血流が巡ることを「血行」といいます。

2つの違いを簡単にまとめると、以下のとおりです。

 

血流…血管を流れること

血行…全身に血流が巡ること

 

血液は酸素や栄養運んだり、体内の老廃物を回収したりと大切な役割を担っています。しかし、血流が悪くなってしまうと全身に血液がうまく行き届かずに血行不良になってしまうのです。

血行不良になるとさまざまな症状を引き起こすため、原因を知って対策に努めることが大切です。

 

血行不良になる原因

血行不良の大きな原因は冷えです。

寒い冬や夏のエアコンなどによる外気温の低さで血管が体温維持のために収縮し、末端への血流を減少させて血液を体の中心に集めようとします。

その結果、手の先や足の先まで十分に血液が行きわたらなくなり身体の冷えにつながるのです。

また、運動不足も血行不良の原因です。

人の身体は筋肉を動かすことで全身の血液を循環させています。

筋肉がポンプのように働き、心臓からの血液をまた心臓へと戻す手伝いをしているのです。

そのため、デスクワークや立ち仕事など長時間同じ姿勢の場合、筋肉が硬くなってしまいポンプ機能が働かず血行不良を起こしてしまいます。

 

他にも水分不足や食生活の乱れにより、血液の濃度や粘度が高まって血行が悪くなることがあります。

ストレスや喫煙、きつい靴や衣服など血行が悪くなってしまう原因はひとつではないため、自分の私生活を見直す必要があります。

 

血行不良による症状

血行不良による症状はさまざまです。

身体に出る不調、見た目に出る不調に分けてお話ししていきます。

 

身体に出る不調 

血行不良による身体に出る不調で代表的なのは、冷えやむくみです。

冷えは先程お話しした血管の収縮により末端に血液がいかなくなることから症状が出てしまいます。また、むくみに関しては血行不良により血管が炎症し血液の水分が出てしまいます。その水分が組織の間にたまるとむくみを引き起こします。

そのほか、血流の流れが悪いと疲労物質が停滞したままになり、筋肉が緊張し炎症を起こすことで肩こりや腰痛、関節痛の症状が出ます。

 

血行不良は重症化してしまうとエコノミー症候群や下肢静脈瘤（かしじょうみゃくりゅう）につながってしまうため注意が必要です。

 

見た目に出る不調

血行不良により見た目に出る不調には薄毛、吹き出物、赤ら顔、目の下のクマなどが挙げられます。

血液は、肌のターンオーバーに必要な酸素や栄養を送っています。しかし、血行不良になると十分に酸素や栄養が行きわたらなくなってしまうため、ターンオーバーが乱れてしまいます。その結果、肌荒れや乾燥、吹き出物やシミ、シワといったさまざまな肌トラブルをもたらしてしまうのです。

また、血行不良による目の下のクマや薄毛は老けた印象に見られるため、改善していきましょう。

 

血行不良の改善策

自分の症状に当てはまり、心配になった方も多いのではないでしょうか？

安心してください！生活習慣の改善やセルフケアで改善することが可能です！

次に血行不良の改善策をお伝えしていきます。

 

生活習慣による改善方法

①適度な運動

適度な運動をすることで、全身の血行を促す効果が期待できます。継続的に取り組むためにも、無理のないジョギングやウォーキングなどの有酸素運動から始めるのがおすすめです。

運動が苦手、もしくは運動をする時間が取れない方は、日常生活で意識的に体を動かす機会を増やしてみましょう。

例えば、エスカレーターやエレベーターではなくたまには階段を使う、通勤の際に1駅手前で降りて歩く、などが挙げられます。

 

②入浴してしっかり体を温める

入浴により水圧によって血液の循環が良くなります。38～40度のお湯に10～15分程度肩までしっかり浸かるようにしましょう。

 

③水分をしっかり摂る

水分が不足すると血液がドロドロになり血行不良になります体重１㎏につき35mlが必要な水分量になるため、こまめに水分補給していきましょう。

 

④窮屈な衣服を避ける

窮屈な服装も血管に圧力がかかり血行不良の原因になります。ゆとりのある服装にし、ベルトも締め付けないものがおすすめです。

 

⑤食事の改善

添加物や脂質、塩分や糖質などが多い物を含む食事が続くとドロドロの血液になってしまいます。脂質や塩分、糖質はある程度は必要ですが摂りすぎないように注意が必要です。

血流を改善するなら、ビタミンEを含むアボカドやアーモンド、体を温める作用のある生姜がおすすめです。また、にんにくやニラ、ネギ類には血行促進作用のあるアリシンが含まれるため、循環器疾患のリスクを減らすことにも効果が期待できます。

 

セルフケアによる改善方法

血流改善には第二の心臓と言われるふくらはぎのケアが大事になります。セルフケアでふくらはぎのマッサージをすることでポンプ機能をよくし血液の流れが改善されます。

 

マッサージする際には摩擦で肌を傷つけないよう、マッサージオイルやボディークリームを用意しましょう。

 

まずは、両手でふくらはぎをしっかりもみほぐします。固まっているところがあれば老廃物が溜まっている証拠なので念入りにほぐしましょう。

 

また、ほぐした後はしっかり足首から上の方に血液が流れるように、圧を加えて流していきます。

 

まとめ

多くの方が悩んでいる症状は、実は血行不良が原因の可能性があります。

私生活を見直しできることからしっかり改善することで健康的なお身体に近づいていきます。

 

くまのみ整骨院では血行不良を改善する血流改善メニューもございます。

身体の状態に合わせてメンテナンスさせていただきますので、ぜひご相談ください！

 

皆様のご来院心よりお待ちしております。