男性がO脚を矯正する方法！ストレッチや改善するメリットも紹介 2024年4月11日

男性の中で、O脚で足の形にコンプレックスを抱いていたり、膝や足首の痛みに悩まされたりしている方はいるのではないでしょうか。O脚を放置していると、腰や痛みの原因にもつながるため、早いうちから対処しておくことが大切です。

今回は、O脚になる原因を解説した上で、O脚を改善するメリットやO脚の解決策を紹介します。

男性のO脚の原因

ここでは、男性のO脚の原因について解説します。

脚の筋力が低下している

男性のO脚の原因は、脚の筋力の低下です。筋力が落ちると、脚を閉じる力が弱まるためO脚になることがあります。

脚の筋肉のなかでも重要なのが、太ももの内側についている内転筋や、お尻についている殿筋です。

O脚の方は、太ももの外側にある筋肉を使って歩いている状態です。外側の筋肉ばかり使っていると内側の筋肉が衰えていき、脚を内側に閉じる力が不足します。

また、脚の内側と外側の筋力に差があると、膝が外に引っ張られて内側に戻すことが困難になります。

さらに、お尻の筋肉の殿筋群が弱まると、股関節が内向きになるためO脚につながります。

運動不足の方や日常で座ることが多い方は、脚の筋力が低下しやすいため、O脚になるリスクが高いです。

姿勢が悪い

姿勢が悪いこともO脚の原因のひとつです。姿勢が悪いと骨格の位置が乱れ、筋肉のバランスが偏ってしまいます。

下記の姿勢はO脚を引き起こしやすいため注意が必要です。

・スウェイバック姿勢 

骨盤が後ろに傾き、前に突き出た姿勢。股関節が外にねじれてガニ股になりやすい。

・反り腰

骨盤が前に傾き、お腹が前に突き出た姿勢。股関節が内側にねじれて内股になりやすい。

骨盤と股関節は連動して動いているため、骨盤が前後のどちらかに傾くと股関節の位置もずれます。そうすると太ももの骨についた筋肉のバランスが悪くなり、O脚になる可能性が高くなるのです。

また、座るときの姿勢に癖がある場合も注意が必要です。姿勢の悪さによって骨盤が歪むと、股関節が内側にねじれるためO脚になることがあります。

間違った歩き方をしている

O脚の方は、間違った歩き方をしている場合があります。O脚になりやすい歩き方の特徴としては、下記の通りです。

・つま先が膝よりも外側に向いたガニ股で歩いている

・つま先が膝よりも内側に向いた内股で歩いている

ガニ股で歩くと、膝下の骨が外にねじれやすくなります。太ももの外側の筋肉が緊張するため、内ももの筋肉が弱くなりO脚になりやすいのです。

また、内股で歩くと脚の外側の筋肉が発達する一方で、内側の筋肉が弱まります。膝が常に外側に引っ張られる状態になるため、両膝をくっつけることが難しくなります。

男性がO脚を矯正するメリット

ここでは、男性がO脚を矯正するメリットを紹介します。

足のラインがきれいに見える

O脚を矯正すると、足のラインがまっすぐになるため下半身がスラっときれいに見えます。

O脚は足が外側に歪み、筋肉のバランスが偏っている状態です。全体のシルエットが大きくなるため、下半身が太って見えてしまいます。

O脚を矯正すると膝が内側に入るため、体重や体脂肪率はそのままでも下半身を細く見せられるのです。

自由なファッションを楽しめる

O脚を改善することで、好きなファッションを楽しめるのもメリットです。

O脚がコンプレックスで、足のラインが見える服装を避けている方も多いのではないでしょうか。O脚が改善されれば、スキニーパンツや半ズボンなど足のラインが見える服装にチャレンジできます。

また、足がスラッとまっすぐになれば、仕事で着るスーツもかっこ良く決まります。

腰痛・膝痛の改善につながる

O脚を矯正すると、膝痛や腰痛の改善も期待できます。

O脚の場合、重心が外側にズレていることから、膝の外側に負担がかかってしまい、膝痛を引き起こしかねません。また、O脚は骨盤が後ろに傾いた状態でなりやすいため、腰椎に負担がかかり、腰痛の原因ともなります。

O脚を改善できれば筋肉や骨盤の位置が整えられるので、膝や腰の痛みが緩和されます。

男性がO脚を矯正するための方法

ここでは、男性がO脚を矯正するための方法を紹介します。

ストレッチをする

男性がO脚を矯正するためには、ストレッチが有効です。O脚改善に効果的なストレッチ方法を、ハムストリングス、内転筋、殿筋の部位に分けて解説します。

ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングスとは、太ももの裏側にある筋肉です。歩行やランニングなどの日常動作や、前傾姿勢になった上半身を支えるはたらきがあります。

ハムストリングスのストレッチは、下記の手順で行います。

1.床に座り、右脚をまっすぐ伸ばして外に開き、つま先を上に向ける

2.上半身を右脚のほうにゆっくり倒しながら、右手でつま先をつかむ

3.右足の裏側が伸びているのを感じたら、上半身が丸くならないように注意して15秒ほどキープする

4.反対側も同じように行う

内転筋のストレッチ

内転筋は太ももの内側にある筋肉です。骨盤を正しい位置に保ったり、開いた脚を内側に閉じたりするはたらきがあります。

内転筋のストレッチは、下記の手順で行います。

1. 床に座り、右脚は膝を伸ばしてできるだけ外に開く

2. 左脚の膝は曲げて足の裏を右の内ももにつける

3.身体をゆっくりと前方に倒していく

4.右脚の内ももが伸びているのを感じたら30秒キープする

5.反対側も同じように行う

大殿筋のストレッチ

大殿筋はお尻の筋肉です。骨盤を支えたり、上半身と下半身をつないだりする役割をもっています。

大殿筋のストレッチは、下記の手順で行います。

1.床に座り、左足を曲げて右足の上に置く

2.上に乗った左足を持ち上げるように、右足を徐々に曲げていく

3.2のときに、骨盤を上にあげていくイメージで行う

4.左側のお尻が伸びているのを感じたら、20秒キープする

5.反対側も同じように行う

姿勢を良くする

O脚を改善するためには、姿勢を良くすることも重要です。座るとき、立つときそれぞれの姿勢のポイントを下記で紹介します。

座るときの姿勢

正しい姿勢で座るためのポイントは、下記の通りです。

1.椅子に深く座る

2.背中と太ももが直角になるように座り、背中をまっすぐにする

3.背骨と首の角度をまっすぐにする

4.両脚のかかとを床につける

椅子に座るときに無意識に足が開いてしまう方は、O脚の可能性が高いです。

背中と太もも、そして背骨と首それぞれの角度を意識すると骨盤を立てて座れます。骨盤をしっかり立てて座ると膝を寄せやすくなるため、O脚の改善が期待できます。

立つときの姿勢

正しい姿勢で立つための方法は下記の通りです。

1.上半身は背筋を伸ばし、まっすぐになるように立つ

2.重心を少し前にかける

3.膝に力を入れず適度に緩める

4.足の指に少し力を入れる

膝に力を入れず、適度に緩めるようにして立つのがポイントです。

また、下記の方法で膝や骨盤が正しい位置にあるかどうかをチェックしてみましょう。

1.鏡の前でまっすぐに立つ

2.ゆっくり膝を曲げる

3.両膝がくっついたらそのままゆっくり脚を伸ばす  

両膝がくっついている状態でいれば、膝と腰が正しい位置にあるといえます。腰が丸まらないよう、内ももとお尻を締めながら脚を伸ばすのがポイントです。

正しい方法で歩く

正しい方法で歩くと、O脚の改善につながります。歩き方のポイントは下記の通りです。

・背筋を伸ばしてまっすぐ立つ

・正面につま先を向ける

・重心をやや前にかける

・着地の際は足の裏全体を使う

・膝は伸ばしきらずに軽く曲げる

O脚は膝が外に向きやすいため、意識的につま先を正面に向けましょう。

足裏全体で着地すると、脚への衝撃を吸収できます。また膝や足首への負担を軽減するために、膝を伸ばしきらずに軽く曲げた状態で歩くのもポイントです。

動画での撮影や全身鏡を利用して、自分の歩き方を一度チェックしてみてください。

まとめ

男性のO脚は、脚の筋力の低下や間違った歩き方などが原因です。普段からストレッチをしたり、正しい歩き方や座り方を意識したりすることが大切です。

O脚を矯正すると、腰痛、膝痛などの改善につながるため、身体や健康に良い影響を及ぼします。脚のラインもきれいになるので、ファッションの楽しみも広がるでしょう。

くまのみ整骨院では、一部店舗にてO脚改善のメニューをご用意しています。施術後はストレッチや生活習慣に関するアドバイスを行っているため、自宅でケアを続けられるのも魅力です。

O脚を改善したい方は、くまのみ整骨院へご相談ください。

※O脚改善は一部店舗での実施となるので、まずは電話番号もしくはお問い合わせフォームよりご確認ください。  

電話番号：0120-440-051

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