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お灸におすすめのツボを不調別に紹介!セルフで行う方法や注意点も解説

お灸におすすめのツボを不調別に紹介!セルフで行う方法や注意点も解説

頭痛や腰痛などの身体の不調は、お灸で改善できる可能性があります。お灸は歴史ある東洋医学の治療法で、さまざまな身体の症状を緩和したり、不調を軽減したりする効果が期待できるのです。

今回は、セルフでお灸をする方法や不調別におすすめのツボ、注意点について解説します。

セルフでお灸をする方法

ここからは、セルフでお灸をする方法を紹介します。

1.ツボを探す 

まずはツボ図などを参考に、自分の症状に効くツボを探しましょう。次に、お灸を置くツボの周辺を指先で軽く撫でながら位置を確認してください。

2.ツボの位置に印をつける 

ツボの位置を見つけたら、サインペンなどでわかりやすいように印をつけておきましょう。

3.お灸に火をつける 

お灸の台座の裏についている薄い紙をはがし、シール面を出します。いったん指先にお灸を貼り、もぐさの部分に火をつけます。もぐさの先端を炎に近づけながら点火するのが安全でおすすめです。

煙が上がれば火はついているため、もぐさ全体が燃えるまで火にかざす必要はありません。

4.お灸をすえる

もぐさに火が付いたら、先ほどサインペンで印をつけた箇所のツボにお灸をすえましょう。お灸の気や熱は上に昇るため、筒の部分を必ず上に向けるように注意してください。

じんわりと温かくなってきたら、血行不良を改善しているサインです。約5分でお灸の火は消えますが、台座が冷たくなるまで温熱効果は続きます。

5.刺激を感じたら取り外す 

熱さを感じたり、ピリピリとした刺激を感じたりした場合は、血行不良の改善が完了したサインです。火が消える前であってもすぐにお灸を取り外しましょう。

台座が熱くて触れない場合は、指先を濡れタオルなどで軽く湿らせてから取り外してください。

外したお灸は灰皿などの容器に入れ、必ず水をかけてからゴミ箱へ捨てましょう。

【不調別】お灸をするときにおすすめのツボ

お灸をするときにおすすめのツボを、肩こりや眼精疲労など身体の不調ごとに紹介します。

肩こり:肩井(けんせい)、合谷(ごうこく) 

肩こりにおすすめのツボは、肩井、合谷の2部位です。

肩井

肩井のツボは、肩や首のコリのほか、冷え性や自律神経失調症などの症状にも効果的です。首の付け根と両肩の端を結ぶ線の中央に位置します。

合谷

合谷は肩こりのほか、便秘や頭痛などの症状にも効果が期待できるツボです。手の甲に位置し、人差し指と親指の骨が交わる場所の少し上のあたり、人差し指側にあります。

眼精疲労:太衝(たいしょう)、曲池(きょくち) 

眼精疲労におすすめのツボは、太衝、曲池の2部位です。

太衝

太衝は眼精疲労のほかにもストレスや不眠の改善、臓器の疲れなどにもはたらきかけるツボです。足の甲に位置し、親指と人差し指の骨が交差する箇所の少しくぼんだところにあります。

曲池

曲池は、眼精疲労や肩こり、頭痛、便秘などの症状に効果があるツボです。ひじを直角に曲げたときに、腕の外側(親指側)にできるシワの先端、少しくぼんだところに位置します。

腰痛:委中(いちゅう)、崑崙(こんろん) 

腰痛におすすめのツボは、委中、崑崙の2部位です。

委中

委中は腰や背中のほか、膝やふくらはぎの症状の改善が期待できるツボです。膝を軽く曲げたときに、膝の裏側に入る横シワの線の真ん中に位置しています。

崑崙

崑崙は腰痛のほかにも、頭痛や眼精疲労にも効果が期待できるツボです。崑崙の位置は、外くるぶしとアキレス腱の間のへこんだ部分にあります。

足のむくみ:足三里(あしさんり)、足臨泣(あしりんきゅう) 

足のむくみにおすすめのツボは、足三里、足臨泣の2部位です。

足三里

足三里は足のむくみのほか、胃腸や歯の不調を改善する効果が期待できるツボです。足三里のツボは、膝の下、すねの外側の位置にあります。

分かりにくい場合は、膝の皿の下に人差し指がくるように当てたときに、小指のライン上にある外側のすねの部位を探してみましょう。

足臨泣

足臨泣は頭痛や肩こりのほか、食べすぎ、足の痛みなどの改善に効果が期待できるツボです。足の小指と、薬指の骨の付け根のくぼみのあたりに位置します。

ストレス:湧泉(ゆうせん)、失眠(しつみん) 

ストレスにおすすめのツボは、湧泉、失眠の2部位です。

湧泉

湧泉は疲労感や喉の痛み、めまいなどの症状のほか、腎機能や生殖機能へもはたらきかけるツボです。湧泉は土踏まずから指側のくぼみにあるツボで、指を曲げたときにへこみができる箇所にあります。

失眠

失眠はイライラや不安感などを抑えて精神を安定させたり、不眠症を改善したりする効果が期待できるツボです。かかとの中央、少しくぼんだところに位置します。

便秘:神門(しんもん) 

便秘におすすめのツボは、神門です。精神状態にかかわる症状に有効とされており、便秘以外にも不眠やストレスなどにも効果が期待できます。

神門の位置は手のひら側にあり、手首の横じわの上、小指側の腱の内側にあります。

婦人科系(生理痛、更年期など):三陰交(さんいんこう)、陽陵泉(ようりょうせん) 

婦人科系(生理痛、更年期など)におすすめのツボは、三陰交、陽陵泉の2部位です。

三陰交

三陰交は生理痛など婦人科系全般、冷え性などの改善に効果が期待できるツボです。ふくらはぎの内側にあり、内くるぶしから上に指4本分の場所、骨と筋肉の境目に位置します。

陽陵泉

陽陵泉は腰痛、坐骨神経痛、胃酸過多による胃もたれなどに効果が期待できるツボです。膝の外側にある腓骨頭という骨の、斜め下側(すね側)のくぼみに位置します。

お灸をする際の注意点

ここからは、お灸をする際の注意点を解説します。

お灸の回数 

お灸が初めての場合は、1日に1回、1〜3か所程度を目安に行うのがおすすめです。1個目のお灸で温熱を感じない場合は、続けて2個目を同じ場所にすえることもできます。

ただし同じツボにお灸をすえる個数は、最大で3個までにしておきましょう。また、同時に複数のツボにすえる場合は最大で4個までが目安です。

症状にあわせたツボや痛みのある箇所にお灸をすえ、心地良いと感じる範囲内で行うのがポイントです。

お灸をするタイミング 

お灸は基本的にどのタイミングで行っても問題はありません。

ただし食事後や飲酒後、入浴後、発熱時などは避けましょう。全身の血行が良くなっているため、気分が悪くなったり、火傷につながったりする可能性があります。

お灸にはリラックス効果が期待できるため、寝る前にお灸をすると寝つきが良くなったり、睡眠の質を向上させたりする効果が期待できます。ただしお灸をつけたまま寝てしまうと、低温火傷のおそれがあるので充分注意しましょう。

お灸をしてはいけない部位

顔は皮膚が薄く、やけどの原因になるためお灸をするのは避けましょう。むくみなどの顔の症状を改善したい場合は、手や足に位置する、水分代謝を促すツボにお灸を置くのが賢明です。

また、下記に該当する場合はお灸を控える必要があります。

・お酒を飲んで酔っ払っている

・伝染病の疑いがある

・高熱を発している

・原因不明、病名不明で重篤な状態になっている

・脱水状態などで身体の衰弱が激しい

・血圧に異常がある

上記の状態に当てはまらなくても、お灸をして良いのかどうか不安な方は、医師または鍼灸院に相談してください。

まとめ

お灸は肩こりや眼精疲労、腰痛など身体のさまざまな不調に効果が期待できます。初めてお灸をする場合は、やけどに注意しながら心地良さを感じる範囲で行うのがポイントです。

基本的に好きなタイミングでお灸をして問題ありませんが、血行が促進される入浴後や食事後、飲酒後、発熱時は避けましょう。

ツボの位置が見つけられないなど、家庭でお灸をするのが難しい場合はお近くの整骨院に相談するのがおすすめです。整骨院では、凝り固まった筋肉をほぐして全身の血行を促せるため、お灸と同様に肩こり、腰痛の改善の効果が期待できます。

くまのみ整骨院では、一人ひとりの悩みにあわせた施術を行っており、施術後のご自宅でのケアもサポートしています。身体の不調にお悩みの方は、くまのみ整骨院にご相談ください。

※一部の店舗ではお灸の施術にも対応しております。メニューは店舗ごとに異なるため、まずはお電話か、もしくはお問い合わせフォームよりご確認ください。

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