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打撲の対処法|主な症状や部位別に処置する際の注意点を紹介

打撲の対処法|主な症状や部位別に処置する際の注意点を紹介

日常生活で打撲を負うことは誰にでも起こり得ますが、正しい対処法を知らないと回復が遅れたり、悪化したりすることもあります。特に、頭や胸を打った際には慎重な対応が求められるため、適切に処置することが重要です。今回は、打撲の基本的な対処法や部位ごとの注意点について解説します。

打撲の主な症状 

打撲とは、外部からの衝撃により身体の一部が損傷することを指します。打撲が発生すると、まず目立つ症状として炎症が現れます。打撲した箇所やその周辺が腫れ、熱感を伴うのが主な特徴です。

また、打撲後しばらくすると皮膚が青紫色に変色することがあります。これは内出血が起こっている可能性が高いため、慎重に観察することが必要です。特に、頭部を打った場合はこぶができることが多く、頭痛やめまいを感じた場合は細心の注意を払いましょう。

さらに、重度の打撲では、打撲箇所の血行が阻害され、しびれやマヒが生じることがあります。このような症状がある場合は、早急に医師の診察を受けることが大切です。

打撲をした際にすべき応急処置 

打撲をしたときには、RICE(ライス)と呼ばれる応急処置を行うことが推奨されています。腫れや痛みを軽減し、症状の悪化を防ぐための処置です。ここでは、具体的な手順について詳しく説明します。

Rest(安静)

打撲した部位は、なるべく動かさずに安静にすることが最優先です。例えば、腕を打撲した場合は、三角巾やタオルを使って腕を吊り、足を打撲した場合は、松葉杖を使い、患部に負荷をかけないようにします。

動きが増えると症状が悪化するおそれがあるため、できるだけ動かさないように気を付けてください。

Ice(冷却)

腫れや炎症を抑えるには、打撲した部位を冷やすことが重要です。氷のうやビニール袋に氷を入れ、タオルなどを巻いて患部に直接当てると効果的です。冷やす時間は15~20分程度が理想で、長時間冷やしすぎないように注意しましょう。

また、痛みが再発した場合は、再度アイシングを行い、腫れが引くまで断続的に続けることが推奨されます。

Compression(圧迫)

打撲した部位に適度な圧力をかけることで、内出血や腫れを抑えることができます。弾力包帯やテーピングを使って患部を圧迫しますが、圧迫が強すぎると血流が悪くなり、指先が青くなったり、しびれが出たりする場合があります。このような症状が現れたら、すぐに包帯やテーピングを緩めて血行を確保してください。その後、適度な圧迫を再度行うと良いでしょう。

Elevation(挙上)

打撲した部位を心臓よりも高い位置に上げることで、血液の流れを制御し、腫れや内出血を抑えることができます。例えば、足を打撲した場合は、クッションや枕を使って足を高く上げて横になり、安静にすることが大切です。

【部位別】打撲をしたときの注意点 

打撲は、事故や転倒などによって起こり、打った部位によって対処法が異なります。適切な処置をしないと、症状が悪化したり、後遺症が残ったりする可能性もあります。

ここでは、部位別に打撲をした際の注意点や対処方法について詳しく解説します。

頭部の場合

頭部を打撲した場合、特に注意が必要です。軽度の打撲でも、内出血や脳震盪(のうしんとう)を引き起こすことがあるため、下記の点に注意してください。

■初期の症状

頭痛、吐き気、めまい、ふらつき、耳鳴りなどが現れることがあります。これらの症状は、頭部に何らかの損傷がある可能性を示すものです。

 

■対処法

意識がある場合は、頭を少し高くした状態で安静にし、急激な動作を避けます。意識が混濁している場合や頭蓋骨に損傷が疑われる場合、例えば頭を触った際に異常な柔らかさを感じたり、出血していたりする場合は、迷わず救急車を呼びましょう。

手足の場合

手や足を打撲した場合は、打った箇所の腫れや痛み、皮下出血(いわゆる「青あざ」)が現れることが多い傾向にあります。適切な処置を行うことで、痛みを和らげ、回復を早めることが可能です。

■初期の症状

腫れ、痛み、青あざ(皮下出血)が見られます。場合によっては、患部が熱を持つこともあります。動かすと痛みが強くなる場合や、あざが急速に広がる場合は注意が必要です。

■対処法

まず、打撲後できるだけ早く患部を冷やすことが大切です。氷や冷却ジェルを使って、15~20分間患部を冷やし、その後は患部を圧迫しながら安静にします。冷却によって腫れを抑え、痛みを軽減できます。

また、痛みが長時間続く場合や腫れが引かない場合、患部に力を加えた際に骨が異常に動く感覚がある場合は、骨折の可能性があるため、直ちに医療機関へ受診しましょう。

首や背中の場合

首や背中は神経が集中している重要な部位であり、打撲による影響が大きいことがあります。特に交通事故や高所からの転倒による打撲では、細心の注意が必要です。

■初期の症状

首や背中の打撲後、痛みや手足のしびれ、息苦しさ、吐き気を感じることがあります。また、重度の打撲では首を動かすことが難しくなることもあります。

■対処法

可能であれば、首を支えるためにタオルなどを巻き、無理に動かさないようにします。もし打撲によって呼吸が困難な場合や、手足の麻痺が出た場合は、直ちに救急車を呼んでください。また、痛みが続く場合や肌の色が変化している場合は、骨折の疑いがあるため、速やかに医療機関を受診することが必要です。

胸部の場合

胸部を打撲した際は、肋骨や胸骨にダメージを負うことが多く、呼吸に支障をきたすことがあります。特に、肋骨が折れている場合は内臓への影響も考えられるため、迅速な対応が求められます。

■初期の症状

胸部の打撲後は、痛みや息苦しさ、吐き気を感じることがよくあります。打撲直後は、呼吸が浅くなったり、痛みを感じながら呼吸をしたりすることがあるため、安静が重要です。

■対処法

打撲部位に圧迫をかけず、ゆったりとした服装を保ちましょう。呼吸を楽にするために、横になったり、背中を壁に支えたりするなどして、姿勢を整えます。また、痛みがひどく、呼吸困難がある場合は、肋骨や胸骨の骨折が疑われるため、すぐに医療機関を受診する必要があります。

打撲の痛みが引かない場合はくまのみ整骨院へご相談ください

打撲の痛みが続く場合、早めの対処が大切です。交通事故による打撲は、一見軽症に見えても、時間が経つにつれて痛みや腫れがひどくなることがあります。

特に、初期の対処が不十分な場合、回復に時間がかかることがあるため、適切な施術を受けることが重要です。

くまのみ整骨院では、お身体の症状に合わせた施術を提供しています。交通事故後の打撲や負傷に対して、痛みを和らげるためのリハビリや施術を行い、日常生活に早く戻れるようサポートします。

また、交通事故による負傷の場合、保険適用が可能です。自己負担を気にすることなく、安心して施術を受けることができるため、事故後の痛みや違和感が少しでもある場合は、ぜひご相談ください。

まとめ

打撲は外部からの衝撃で身体の一部が損傷することで、腫れや内出血が主な症状として現れます。特に頭部や首、背中などの重要な部位では、迅速かつ適切な対処が求められます。RICE処置法(安静、冷却、圧迫、挙上)が推奨されており、症状を悪化させないために早期に対応することが重要です。

痛みがなかなか引かない場合や、異常を感じた場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。早めの対処が回復を促進し、症状の悪化を防ぐ第一歩です。

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