身体が硬いままだとどうなる?デメリットや柔軟性を高める方法を紹介
「このまま身体の硬さを放っておいたら、何かしら問題が起きるのでは?」と感じているものの、なかなか一歩を踏み出せずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。身体が硬いままでいると、日常生活に思わぬ影響を及ぼしてしまうことがあるため、早めに対処する必要があります。今回は、身体が硬いと生じるデメリットや硬くなる原因、柔軟性を高める方法を紹介します。
身体が硬いと生じるデメリット
身体の硬さを放置しておくと、下記のようなデメリットが発生します。
・痛みが出やすくなる
・ケガをしやすくなる
・姿勢が悪くなる
・運動することに抵抗を感じるようになる
それぞれのデメリットをみていきましょう。
痛みが出やすくなる
身体が硬いと筋肉や関節の動きが制限され、特定の部位に負担が集中しやすくなります。
例えば、股関節が硬い場合は、骨盤の動きが悪くなり、腰に負担をかけることになります。また、肩甲骨周りが硬いと姿勢が崩れ、肩や首に過剰な負荷がかかり、肩こりや首こりを引き起こすことがあるのです。
さらに、身体の硬さは血行不良を起こし、筋肉に十分な酸素や栄養が行き届かなくなることがあるため、痛みが慢性化するおそれもあります。
ケガをしやすくなる
身体が硬いと可動域が狭くなり、無理な動きをした際に負担がかかりやすくなります。これにより筋肉や腱に過剰なストレスが加わり、捻挫や肉離れなどのケガのリスクが高まるのです。特に運動時には柔軟性が重要です。
また、柔軟性が低いと、身体のバランスを崩しやすくなるため、転倒するリスクも高めてしまいます。日常生活でも、急な動きや重い物を持ち上げる際にケガをしてしまうおそれもあります。
姿勢が悪くなる
柔軟性がないと、正しい姿勢を保つことが難しくなり、猫背や反り腰などのように姿勢が悪くなってしまいます。その結果、首や肩、腰に過度な負担がかかり、慢性的な痛みや疲労感が出てしまうでしょう。
また、姿勢が悪い状態が続くと、血流やリンパの流れが滞るため、むくみや冷え性にもつながります。
運動することに抵抗を感じるようになる
身体が硬いと運動時に思うように身体が動かず、痛みや不快感を覚えることがあります。そのため「運動はつらい」と感じる心理的なハードルができてしまい、運動を避けるようになるでしょう。
動きが制限されると運動の効果が十分に得られず、運動習慣がさらに遠のいてしまい、悪循環に陥る可能性があります。
身体が硬くなる原因
身体が硬くなる原因として、下記のようなものがあげられます。
・運動不足
・長時間同じ姿勢を続けること
・ストレス
など
現代のライフスタイルにおいて、運動不足が深刻な問題となっています。特に、近年は在宅ワークが普及し、自宅で過ごす時間が増えたことから、運動する機会が少なくなった方もいるでしょう。
オフィス出社であれば、通勤や移動の際に歩いたり階段を使ったりと、無意識のうちに身体を動かす機会があります。しかし、在宅ワークでは身体を動かすことが少なくなるため、運動不足になりがちです。
また、デスクワークなどで長時間同じ姿勢が続くことも、身体が硬くする大きな要因です。座りっぱなしでいると筋肉が緊張し、血行が悪化します。この状態が続くと、柔軟性が低下し、関節の可動域も狭くなります。
加えて、ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、肩こりや首こりにつながるおそれがあるため、注意が必要です。
身体の柔軟性を高める方法
ここでは、身体の柔軟性を高める方法について、詳しく紹介します。
ストレッチをする
毎日のストレッチは、身体の柔軟性を高める最も手軽で効果的な方法です。
運動前には、筋肉を温めて可動域を広げる効果がある動的ストレッチを取り入れましょう。一方、運動後や就寝前には、筋肉疲労を和らげたり、リラックス効果を得られたりする静的ストレッチがおすすめです。
静的ストレッチは身体を固定した状態で筋肉をじっくり伸ばす方法で、持続的に伸ばすことで柔軟性を高められます。無理のない範囲で継続することで、徐々に身体が柔らかくなるでしょう。
ここでは、おすすめのストレッチを3つ紹介します。
側屈ストレッチ
1.あぐらで座り、左右の座骨に均等に体重を乗せ姿勢を整える
2.片方の手のひらを床に置き、息を吸いながら片腕を頭上に伸ばし、吐きながら身体をゆっくりと真横に倒す
3.身体側の心地良い伸びを感じながら、呼吸を繰り返しキープする
4.反対側も同様に行う
身体側を十分に伸ばすことで、肩や背中のコリ改善や呼吸の深まりが期待できます。
ハムストリングスのストレッチ
1.まず床に仰向けになる
2.片方の足を天井に向けて持ち上げ、両手で太ももの裏を支えながら、膝を伸ばして足を軽く引き寄せます
3.もう片方の足は床に伸ばしたままにする
太ももの裏をじっくり伸ばしながら腰や骨盤周りの柔軟性を高め、負担を和らげます。
キャット&カウストレッチ
1. 四つん這いの姿勢をとり、手は肩幅、膝は股関節の真下に置く
2. 息を吐きながら尾骨から順に背骨を丸め、次に息を吸いながら尾骨から順に背骨を反らす
3. この動きを1セットとし、何度か繰り返す
背骨全体を丁寧に動かすことで柔軟性を高めるだけではなく、自律神経を整える効果も期待できます。また、肩甲骨をほぐすことで、姿勢の改善やストレス緩和にも役立ちます。
身体を柔らかくするストレッチについては、下記の記事でも紹介しています。
「身体を柔らかくするストレッチ8選!メリットや行う際のポイントも解説」
食事に気を遣う
柔軟性を高めるには、運動だけでなく、栄養バランスの取れた食事を摂ることも重要です。
筋肉の修復を助けるたんぱく質や、関節に良いとされるカルシウムやビタミン、炎症を抑えるオメガ3脂肪酸、筋肉の緊張を和らげるマグネシウムなどを意識的に摂りましょう。
また、筋肉や関節の潤滑を保つために、水分補給も忘れないようにしてください。
整骨院に通う
自己流でストレッチを行うと、間違った方法で身体を痛めてしまうおそれがあります。そのため、整骨院で専門的なサポートを受けるのもひとつの方法です。
柔軟性を向上させる施術を受けられるだけではなく、正しいストレッチ方法や姿勢のアドバイスを受けられます。
身体の硬さにお悩みなら、くまのみ整骨院へご相談ください
身体の硬さを放置していると、痛みが出やすくなったり、ケガをしやすくなったりするおそれがあります。また、硬さを和らげるために運動を始めても、思ったように身体が動かせず挫折してしまう可能性を高めてしまうでしょう。
1日30秒でいいので、起床後や就寝前にストレッチを行ったり、栄養バランスが整った食事を摂ったりするなど少しずつ生活に取り入れてみてください。
「自己流で始めるのは不安……」という方は、くまのみ整骨院へご相談ください。くまのみ整骨院では、一人ひとりに合った施術方法法 をご提案するために、カウンセリングやお身体のチェックを丁寧に行った上で施術します。身体の硬さにお悩みの方は一度お問い合わせください。
HOME
各院へのアクセス
東京都
埼玉県
- 川口駅前院埼玉県川口市栄町3丁目5−15 α-アルファー川口4階
- 蕨川口芝院埼玉県川口市芝2丁目14ー24 マミーマート川口芝店
- 浦和コルソ院埼玉県さいたま市浦和区高砂1丁目12−1 浦和コルソ2階
- 北浦和駅前院埼玉県さいたま市浦和区北浦和1丁目1−6
- 武蔵浦和駅前院埼玉県さいたま市南区沼影1丁目6−20 武蔵浦和ビル1階
- 大宮駅前院埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目1−18 誠ビル2階
- 大宮区天沼院埼玉県さいたま市大宮区天沼町1丁目459−1 グランドメゾン大宮1階
- 見沼区御蔵院埼玉県さいたま市見沼区御蔵75−1
- 蓮田駅前院埼玉県蓮田市末広2丁目3−4
- 久喜駅前院埼玉県久喜市久喜中央1丁目15−52
- アリオ鷲宮院埼玉県久喜市久本寺谷田7−1 アリオ鷲宮1階
- 上尾院埼玉県上尾市宮本町9−28
- イオンモール上尾院埼玉県上尾市愛宕3丁目8−1 イオンモール上尾2階
- アリオ上尾院埼玉県上尾市壱丁目北29番地14 アリオ上尾1階
- ウニクス鴻巣院埼玉県鴻巣市北新宿225−1 ウニクス鴻巣2階
- ニットーモール熊谷院埼玉県熊谷市銀座2丁目245 ニットーモール熊谷3階
- 川越駅前院埼玉県川越市脇田本町6丁目9 川越プラザビル1階
- ふじみ野院埼玉県ふじみ野市うれし野2丁目10−87 トナリエふじみ野1階
- 越谷駅前院埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目16−6 ALCo越谷ショッピングスクエア2階
- 南越谷駅前院埼玉県越谷市南越谷1丁目19−8 吉沢第一ビル1階
- イオンモール春日部院埼玉県春日部市下柳420−1 イオンモール春日部1階
- 草加院埼玉県草加市中央1丁目6−10 モールプラザ草加1階
- 新三郷院埼玉県三郷市さつき平1丁目1−1 MEGAドン・キホーテ三郷店 地下1階