近くの店舗を探す

交通事故専門ダイヤル

寝違えは整骨院・整形外科で改善|対処法・保険適用の有無を詳しく解説

寝違えは整骨院・整形外科で改善|対処法・保険適用の有無を詳しく解説

寝違えは、基本的には時間が経てば自然と改善されますが、仕事や学校生活にも支障をきたしてしまうため、整骨院や整形外科に行くのもひとつの方法です。

では、寝違えたときは「整骨院」と「整形外科」のどちらに行くのが適切なのか。今回は整骨院と整形外科の違いや整骨院の選び方、また寝違えの原因や対処法についても解説します。

寝違えとは?原因と症状

寝違えはなぜ起こるのでしょうか?寝違えの原因と症状について解説します。

寝違えが起こる原因

寝違えは、寝返りを打つことなく不自然な体勢で寝続けることが原因です。不自然な身体の向きで寝続けると血流が悪くなり、筋肉が凝り固まってしまいます。その状態で起床したときに、拘縮していた筋肉が急に伸ばされて筋肉や靭帯が損傷し炎症を起こします。

炎症が悪化しないように筋肉が緊張して固まってしまうことで、首がまったく動かなかったり、特定の方向に回らなくなったりするという寝違えの症状を起こすのです。

寝違えの原因は寝ているときの体勢だけではありません。普段あまり運動をしていない人が急に体を動かすことで寝違えを起こすこともあります。

また寝相に限らず常に姿勢が悪い人や過度な飲酒、ストレスによる自律神経の乱れ、体を冷やしてしまうなどの血流を妨げてしまうさまざまな行為によっても寝違えは発生します。

寝違えの主な症状

寝違えると首から肩にかけて、捻挫や筋肉痛と同じような痛みが発生します。痛みの程度は筋肉や靭帯の損傷の程度によって異なり、首は回るけど痛いなどの比較的軽い症状で済むこともあれば、まったく動かせなくなってしまうほどの痛みをともなうこともあります。

多くの場合は、炎症は2日ほどで落ち着き、5日~1週間ほどで痛みも徐々に緩和され、寝違えは解消されます。

寝違えた場合の対処法は4つ

ここからは寝違えてしまったときの主な4つの対処法について簡単に解説します。

アイシングする

寝違えた当日は傷ついた筋肉や靭帯の炎症を抑えるために、氷水を入れたビニール袋や保冷剤を包んだタオルなどで、患部を10~15分程度冷やしましょう。炎症がおさまるまでは、1日に数回アイシングをすると効果的です。

炎症がおさまった後も冷やし続けてしまうと血の巡りが悪くなり、寝違えの改善が遅くなってしまう可能性があるので注意しましょう。

安静にする

寝違えたときは安静にすることが何よりも大切です。ただ、仕事があってどうしても休めないなど、安静にできないときもあると思います。そんなときは、首をテーピングして固定するのも有効です。激しい運動や重労働も控えましょう。

寝違えた直後にストレッチをすると、逆に炎症を広げてしまうおそれがあります。無理に首をまわしたり、揉んだりしないように気を付けましょう。

ツボを刺激する

寝違えに効果的なツボを押すことで、血流を促進させ、凝り固まった筋肉をほぐす効果が期待できます。手の甲にある「落沈」、肩甲骨の中央辺りにある「天宗」、手の小指付近にある「後谿」など、寝違えに効くツボは複数あります。

ストレッチと同じで、ツボ押しも寝違えた直後にやると、逆に炎症をひろげてしまうおそれがあります。ツボ押しは寝違えてから2日目以降に行うようにしましょう。

こちらのページでも、寝違えにおすすめのツボをご紹介しています。ツボ押しについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にご確認ください。

寝違えに効くツボ4選!ツボ押しでも良くならない場合の対処法とは?

症状が落ち着いたらストレッチをする

症状が落ち着いたら、再び寝違えが起きないようストレッチで予防しましょう。

胸のストレッチ

 

ストレートネックになっている首の負担を和らげ、胸の前側をほぐす効果が期待できるストレッチです。

1.片腕(前腕と手のひら)を壁に当てた状態で、反対側の足を1歩前に踏み出す

2.前に踏み出した足に体重を乗せて軽く屈伸をして、胸の前側を伸ばす

3.姿勢を元に戻す

4.2と3を繰り返し行う

脇のストレッチ

凝り固まった首の筋肉をやわらかくする効果が期待できるストレッチです。

1.痛みがある側の腕を水平に上げ、反対の手でやさしく引っ張る

2.深呼吸をしながら10秒間キープする

3.痛みが緩和されるまで繰り返す

どのストレッチも、ゆっくりとした動作で無理せず行いましょう。痛みがある状態で行うとかえって悪化する危険性があるため、必ず症状が落ち着いてきてから行うようにしてください。

寝違えの予防についてより詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみましょう。

寝違えは予防できる!原因と予防方法4つ・おすすめストレッチを解説

【整骨院・整形外科】寝違えを改善するにはどちらに行けば良い?

なかなか寝違えが改善しなかったり、痛みが強かったりする場合は専門家に相談するのがおすすめです。このとき、選択肢には整骨院と整形外科があり、基本的にはどちらでも寝違え改善のための施術を受けられますが、状況次第で使い分けることで、より寝違えの改善が見込めます。

具体的な例とともに、どちらに通うのが良いのか、解説していきます。

整骨院が適している場合

何度も寝違えを繰り返してしまい、クセになっている場合は整骨院に行くのがおすすめです。頻繁に寝違えてしまうということは、日常生活での生活習慣や姿勢が関係している可能性があります。

整骨院では主に手技や物理療法で骨の歪みや筋肉のバランスを調整し、寝違えの根本的な要因へアプローチします。施術のほか、寝違えを起こさないための日常での過ごし方や運動などの指導も受けられます。

運動による筋肉疲労がある人も、整骨院へ行くことで痛みの原因を突き止めて、早期改善に繋げることができるでしょう。

整形外科が適している場合

寝違えによる痛みが長期的に続いている場合や激しい痛みを伴う場合は、整形外科に行くことをおすすめします。整形外科ではレントゲンやMRIなどの画像検査、投薬やリハビリなどの治療を行うことが可能です。

もしかしたら単なる寝違えではなく、重大な疾患が隠れていることも考えられます。我慢できないほど痛みが強い場合は、決して単なる寝違えだとは考えずに、整形外科で診察を受けてみてください。

【整骨院・整形外科】寝違えの治療・施術は保険適用になる?

基本的にほとんどが保険適用である整形外科の治療と違い、整骨院の施術は内容によって保険が適用されるかどうかが異なります。

整骨院で保険が適用されるのは、業務上や通勤、災害以外での外傷性の負傷のみで、それ以外は自費での診療となっています。慢性的な症状や負傷から2週間以上経過してしまった場合も保険適用外です。

寝違えに関しては、外傷性の負傷であり、原因が明確に判断できるため保険が適用されます。ただし、整形外科で同症状の治療を受けていた場合は、整骨院での施術は保険が適用されず自費での診療となるので、注意してください。

整骨院で寝違えを改善!整骨院を選ぶポイント3つ

これまで整骨院に行く機会がなかった人は、いざ整骨院へ行こうと思ってもどこを選べば良いのかわからないという方もいるでしょう。そこで、寝違えを改善するための整骨院選びのポイントを3つ解説します。

HPの情報が充実しているか

まず、HPに施術方法や料金体系、実績などが細かく記載されているところがおすすめです。院内の様子なども確認できると、なおのこと安心です。

そして、整骨院ごとの施術方針についてもチェックしましょう。施術方針を確認せずに訪れてしまうと、自分の望んでいた診療が受けられない可能性があります。

複数の整骨院のHPを比較し、納得できるところを選ぶと良いでしょう。施術方針に関しては、そもそも施術方針が書かれていない整骨院もあるので、注意が必要です。

カウンセリングを丁寧に行っているか

一概に寝違えといっても痛みの程度や具体的な症状は人それぞれです。一人ひとりに適した施術を行い、症状を早期に改善させるためにも、施術前のカウンセリングは欠かせません。

またカウンセリングで話を聞いてくれるだけでなく、しっかりと身体チェックを行ってくれると、なお良いでしょう。触診で身体の状態をしっかりと把握することができるため、不調の原因を突き止めることも可能です。

くまのみ整骨院では細かなカウンセリングと身体チェックだけでなく、施術後のフォローも行っています。日常生活での過ごし方やストレッチ、運動などの指導を行うことで、不調の早期改善につながるほか症状の予防にも有効です。

痛みの改善や緩和を目的としているか

寝違えを改善するためには、痛みの緩和を目的とした整骨院を選ぶ必要があります。しかし、整体や整骨院のなかには心身を癒しストレスを緩和することが目的の「リラクゼーション」の施術を行っているところも存在します。

リラクゼーション系の店舗では寝違えによる痛みの改善は期待できないため、間違えないようにしてください。痛みの改善を目指す店舗では1回〇円、リラクゼーション系は時間の長さに応じた料金形態がほとんどです。

寝違えを改善するためには、きちんと店舗の施術内容や料金形態を確認して、自分の目的に合った店舗を選びましょう。

整骨院での寝違えの施術はどんなことをする?

整骨院では寝違えに対してどのような施術を行うのでしょうか。施術の一例を紹介します。

手技療法

手を使った施術で、マッサージや整体、柔道整復などの手技療法があります。寝違えによって凝り固まった筋肉を手技でもみほぐし、血行を促進させて寝違えの不快な症状を和らげます。

物理療法

電流や超音波、温熱などの物理的なエネルギーの刺激を使用する施術を物理療法といいます。寝違えに対する施術では、物理的エネルギーによって筋肉の緊張をゆるめて血流を改善することで症状を緩和させます。

鍼灸療法

鍼灸も寝違えの症状緩和に効果があり、鍼灸師のいる整骨院で行われる施術のひとつです。症状に合わせて、寝違えに効くツボや固くなっている筋肉に作用するツボに選んで、鍼施術を行います。

局所だけでなく全身を施術して、身体の歪みを改善することで寝違えにアプローチする場合もあります。

そのほか、整骨院では症状に合わせてさまざまな療法を組み合わせて施術を行っており、寝違えの早期緩和をサポートしています。

整骨院に聞く!寝違えに関するよくある質問

突然の寝違えで、どう対処すればいいかわからないという方も多いことでしょう。そこで、ここからは、寝違えに関するよくある質問に答えていきます。

温めてはいけないって本当?

「温めるのは痛みが落ち着いてから」が基本です。寝違えてすぐ痛みがある時期は、氷を入れたビニール袋や氷枕などで患部を冷やして炎症を抑えましょう。

炎症期はおおよそ3日程度続きます。痛みが和らいできたら、今度は患部を温めて血流を促すと良いでしょう。

痛くて寝られないときはどうすれば良い?

痛みのある側を下にして横向きで寝ると、首への負担が軽くなります。高めの枕を使っている場合は、低めに替えるのがおすすめです。枕が高いと首に負担がかかり、ストレートネックの状態になるおそれがあります。枕の替えがないときはタオルを丸めて使うと良いでしょう。

寝違えたときの寝姿勢についてより詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。

寝違えた時はどんな姿勢で寝るべき?対処法や予防法を解説

まとめ

不自然な寝相や日々の悪い姿勢、ストレスなどで起こる寝違えは、基本的には数日~1週間程度で改善します。しかし、痛みが長引く場合や何度も繰り返している場合は整骨院に行くのもひとつの有効な手段です。

くまのみ整骨院では、一人ひとりに寄り添った施術で、不快な症状の早期改善をお手伝いいたします。寝違えによる痛みや症状でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

HOME

  • アクセス
  • スタッフ募集
  • 採用パンフレット
  • スタッフブログ
  • エステサロンのサイトはこちらから

各院へのアクセス

埼玉県