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冷え症のツボはどこ?手足が冷える原因と対策も解説

冷え症のツボはどこ?手足が冷える原因と対策も解説

手足が冷える原因とは?

まずは、手足が冷える原因から探っていきましょう。

ホルモンバランスによる冷え

思春期、妊娠、出産、更年期など、ホルモンバランスの変化が起こりやすい時期は、肉体的・精神的な変化があり、冷え症などさまざまな症状が現れやすくなります。冷え症だけでなく「冷えのぼせ」といわれる顔のほてり、頭痛、多汗なども起こりやすくなります。

低血圧による冷え

低血圧の人は血液が手足の先まで届きにくいことで、手足の冷えにつながります。

低血圧による冷え性は、心臓のポンプ力が弱いために血液がうまく循環せず、手足が冷えてしまうことが多いです。そのほかの症状としては立ちくらみ、めまい、冷え症、肩こり、下痢、便秘、食欲不振などが挙げられます。

中医学では「於血」(おけつ)と呼ばれるドロドロした血液の状態が冷えを引き起こす原因とされています。

貧血による冷え

貧血の中でも多い鉄欠乏型の貧血は、血液中のヘモグロビン量が減って足りなくなっている状態です。手足だけでなく全身が冷えることもあります。そのほか、疲れやすさ、息切れ、顔色の悪さ、めまい、立ちくらみなどが生じやすいです。

造血に必要な栄養素の不足は、過度のダイエットや偏った食事が原因とされています。このタイプは手足だけでなく、全身が冷えてしまいます。

自律神経失調による冷え

冷え症の人の中でも一般的なのは、自律神経失調タイプです。

睡眠不足やストレスなどさまざまな原因により自律神経のバランスが崩れ、血液の巡りが悪くなり手足が冷えます。このタイプは不安感、無気力、イライラ、落ち込み、頭痛、肩こりなどが症状として現れます。

冷え症の改善に効く4つのツボ

ここでは、冷え性の改善が期待されるツボをご紹介します。冷えを感じたら指圧し、整えていきましょう。

また、ツボについてはお灸で刺激する方法もあります。以下の記事にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

冷え性に効果的なお灸のツボは?お灸のやり方を解説

三陰交(さんいんこう)

三陰交は内くるぶしの頂点から親指を除く指3〜4本上の高さ(約5cm)にあるツボです。

冷え性や生理不順などに効果があり、特に女性に向いています。

親指を使ってツボに圧をかけ、深く押し込んで5秒間押し続けます。その後、ゆっくりと緩めていきます。ほかの4本の指で、スネをつかんで安定させましょう。

湧泉(ゆうせん)

湧泉は足の裏の土踏まずからやや指寄りで、指を曲げたときにできるくぼみの中にあるツボです。

親指を使って圧をかけ、痛みが感じられるまでギューッと押し続けます。足の冷えやむくみに対するツボです。

太衝(たいしょう)

太衝は足の親指と人差し指の骨が交差する付け根の部分にあります。このツボを刺激することで冷えや肝機能の改善が期待でき、自律神経失調症、ストレス、頭痛の症状緩和にも効果が期待できます。

身体のバランスが整い、不快な症状の緩和が期待できます。

気端(きたん)

気端は足指の先端にあるツボです。足指の先には両足で10個の穴があり、これらの穴を刺激することで足先の冷えを改善する効果が期待できます。

手の指先で穴をつまんで少し痛みを感じる程度で揉みます。この刺激により血液循環が促進され、足の冷えを改善することが期待されます。

日常生活のなかで自分でできる冷え対策

ツボを押す以外にも、普段の日常生活のなかで自分でできる冷え対策をご紹介します。意識的に取り入れて冷え性の改善を目指しましょう。

身体を冷やす食べ物や飲み物を避ける

まずは、身体を冷やす食べ物や飲み物を控えましょう。たとえば、フルーツ、牛乳、コーヒー、緑茶などが挙げられます。コーヒーや緑茶はホットでも身体を冷やしてしまいます。

また、白菜、牛蒡、れんこんなども冷えを促す食材です。冷えた飲み物の過剰摂取も冷え性の原因になるので注意が必要です。

ねぎや生姜などの香味野菜や、かぶ、かぼちゃ、長芋など身体を温める食べ物を摂取することがおすすめです。

温かい料理や煮込み料理を食べる、または温熱性の強い薬味として唐辛子、生姜などを使用することも効果的です。

歩いて血行を促進する

通勤や通学、お買い物など、日常生活の中で歩く時間を増やすことも意識しましょう。時間に余裕がある場合は、水泳やテニス、ジムに通うなど、定期的なスポーツも効果的です。

また、日常の歩行時には歩幅を広げて速めのペースで歩くといった工夫もできます。大きな股関節の動きによりリンパの流れが促進され、血液循環の改善につながります。

さらに、歩くスピードを速めることで心拍数も上がり、身体が温まりやすくなります。

冷えにくい服を意識する

身体を温めるためには、3つの首(首、手首、足首)を温める服装を選ぶことが重要です。首、手首、足首は脂肪が少ないため、体温が保持されにくく冷えやすいからです。

服の素材は天然素材を選ぶことをおすすめします。コットンやシルクなどの天然素材は汗を吸収しやすく、身体の冷えを防ぐ効果があります。

パジャマもコットンやシルクの天然素材を選ぶようにしましょう。肌触りが良く、汗を吸収しやすいため、身体が冷えるのを防いでくれます。

また、靴下やスパッツなどもコットンやシルクなどの吸湿性に優れている天然素材を選ぶことで、身体を暖かく保つことができます。

お風呂の入り方を工夫する

冷え対策には、ぬるめの温度で長時間浸かることがおすすめです。身体をしっかり温めることで溜まっていた血液が全身をめぐり、温まります。

また、「温冷交代浴」も冷えに効果的です。まずは40~42℃程度の熱いお湯に3分間浸かり、湯船から出た後は、両手・両足に25~30℃のぬるま湯をかけます。これを3セット繰り返すことで、血管の収縮・拡張が促され、冷え改善効果が期待できます。

まとめ

身体の冷えは寒い時期だけでなく、エアコンの影響で夏場も身体が冷えやすくなります。ツボの指圧やお灸で自律神経の働きを整え、巡りを良くすることで冷え性改善効果が期待できます。

また、身体を冷やす飲み物・食べ物を避けることや入浴など日々のセルフケアも心がけましょう。

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