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こめかみが痛くなる原因は?対処法とセルフケアを紹介

こめかみが痛くなる原因は?対処法とセルフケアを紹介

日常生活を送るなかで、こめかみに痛みを感じたことがある方はいるのではないでしょうか?左右両方のこめかみが痛む場合もあれば、片方だけが痛むなど、症状はさまざまです。原因の違いにより、対処法も異なるため、早めに手を打つことが大切です。

今回は、こめかみが痛む原因や自分でできる対処法をご紹介します。正しい知識を身に付けて一日も早く痛みを和らげましょう。

こめかみが痛む原因は「頭痛」にあった!

こめかみが痛む原因は、頭痛であるケースが大半です。頭痛には大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」に分けられ、主な特徴としては以下のとおりです。

一次性頭痛

一次性頭痛とは、特定の原因や病気が見当たらない頭痛のことです。代表的なものとして、以下があげられます。

・片頭痛

・緊張型頭痛

・群発頭痛

それぞれ詳しく解説します。

片頭痛

片方のこめかみだけが痛む場合は、「片頭痛」の可能性があります。片頭痛は、激しい痛みが波打つように現れたり、痛みが数日間続いたりするのが特徴です。

片頭痛の原因は完全には解明されていませんが、頭部の血管と神経が炎症を起こることで、痛みが発生するとされています。入浴や飲酒による血管の膨張のほか、睡眠不足、首や肩のコリが誘因となりやすいです。 

緊張型頭痛

左右両方のこめかみが痛む場合は、「緊張型頭痛」が考えられます。緊張型頭痛は、後頭部から首の後方にかけてギュッと締め付けられる痛みが特徴です。こめかみの痛みを併発する場合もあります。

緊張型頭痛は、長時間同じ姿勢でのデスクワーク等による身体的ストレスや、精神的ストレスによる筋肉の収縮が原因です。肩こりや目の疲れを伴っている可能性があります。 

群発頭痛

片方のこめかみに激しい痛みがある場合は「群発頭痛」が考えられます。群発頭痛は、 こめかみ以外にも左右どちらかの目の上や奥に激しい痛みが生じるのが特徴です。痛みの程度は「ヤリで突き刺されたような激痛」と例えられます。

症状は2~3ヶ月続くことが多く、痛みと同時に涙や目の充血・鼻づまり・鼻水が毎日同じ時間帯に現れる傾向にあります。

明確な原因はわかっていません。しかし、血管拡張剤の使用や喫煙・飲酒・気圧の変化によって、目の奥にある動脈が拡張するのが引き金になると考えられています。

群発頭痛が起きた場合は、市販薬では対処ができません。医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。

また、頭痛の症状については、こちらの記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

頭痛には種類がある!症状にあわせて整体で痛みを和らげる施術法

二次性頭痛

「脳梗塞・くも膜下出血・脳出血といった脳血管障害」や、「脳の腫瘍」など他の疾患が原因となって起こる頭痛です。

脳の病気は命に関わる重大な病気です。こめかみが痛むほか、手足がしびれて自由がきかない、普段通りに話せない、思考が回らないなどの症状がある場合は、早急に専門医による治療を受ける必要があります。直ちに医療機関を受診しましょう。

頭痛以外で考えられる病気

こめかみの痛みの原因は、頭痛だけでなく、ほかの病気が隠れている場合もあります。考えられる病気例について見ていきましょう。

副鼻腔炎(蓄のう症)

副鼻腔とは、鼻とのどをつなぐ空間を指します。副鼻腔に、膿(うみ)や鼻水がたまってウイルスや細菌が増殖し、炎症を起こした状態が「副鼻腔炎」です。大半は、かぜやインフルエンザといった感染症をきっかけに発症します。

主な症状は、鼻づまり・透明や白色で粘り気のある鼻水です。そのほか、こめかみの痛みや奥歯・目の奥の痛みを訴える場合もあります。

副鼻腔炎の治療は、まずは薬物療法が行われ、完治する人の割合は6~7割です。薬で改善しない場合は、手術が検討されるケースもあります。

三叉(さんさ)神経痛

「三叉神経痛」は、脳内にある三叉神経に脳血管が接触して、頭から顎(あご)にかけた領域に激痛が走る病気です。

三叉神経痛自体は、命に関わる病気ではありません。しかし、その痛みは「地球上で感じる最もひどい痛み」とも例えられます。痛みを和らげるために、医療機関で適切な治療を受ける必要があります。

歯痛

「歯肉炎や虫歯」による痛みが、こめかみに及ぶ場合があります。一過性の炎症のケースもありますが、痛みが続く場合は歯科で適切な治療を受けましょう。

顎関節症

「顎関節症」は、顎関節を構成する筋肉や骨の異常により違和感・痛みが生じる病気です。あごの筋肉の痛みがこめかみ付近まで及ぶケースがあります。こめかみの痛み以外のおもな症状は、以下のとおりです。

・口を開けると痛む

・口が開かない

・顎で音がする(関節雑音)

症状により治療法は異なります。以前は、症状が関節雑音だけの場合であっても手術をしていた時代がありました。現在は、関節雑音だけの場合は治療の必要はないとされています。

こめかみの痛みがつらいときの対処法

こめかみが痛い場合は、以下の対処方法によって痛みが和らぐ場合があります。

◆こめかみの筋肉が固くなっている場合

・タオルや入浴でこめかみを温める

・こめかみ付近をマッサージする

◆こめかみがズキズキと痛みが引かない場合

・保冷剤や氷枕などで冷やす

・痛み止めの薬を飲む

◆片頭痛の場合

・照明を暗くして静かな場所で安静にする

以上の対処法を試しても、こめかみの痛みが続く場合は、医療機関への相談をおすすめします。

こめかみの痛みを改善するのに有効なセルフケア

こめかみの痛みは、飲み薬で和らぐ場合があります。しかし、飲み薬の効果は一時的なので、薬の効果が消えると再発する可能性もあるのです。

こめかみの痛みが繰り返される場合は、薬に頼りすぎず、痛みの原因にアプローチしていくほうがよいでしょう。こちらでは、こめかみの痛みを改善するセルフケア方法をご紹介します。

ストレッチをする

こめかみの痛みの一因である首や肩のこりは血行不良が原因とされています。こめかみの痛みを改善するには、ストレッチによる血流促進が有効です。以下の簡単なストレッチでも効果が期待できます。

・肩甲骨を回す

・手を下した状態で肩を上げ下げする

・手を上にあげる

湯船に浸かる

こめかみの痛みの一因である首や肩の血行不良を改善するには、湯船に浸かり全身を温めるのも効果的です。また、蒸しタオルを首や肩にのせて温めるのもよいでしょう。

セルフマッサージをする

セルフマッサージは、血行を促進させるとともに 筋肉の緊張もほぐせるので、こめかみの痛みの一因である頭痛の緩和に効果的です。

以下に、簡単なマッサージの手順を説明します。

1.こめかみの歯を噛みしめると動く部分に指を当てましょう。

2.軽く押しながら円を描くイメージでマッサージします。

こちらは、顎関節症のケアにも効果的なので、ぜひお試しください。

ストレスを発散する

ストレスが溜まると自律神経のバランスが乱れます。すると、こめかみの痛みの原因である頭痛や肩こりが生じやすくなるのです。なるべくストレスを溜め込まないように工夫しましょう。

・悩みや不安があれば誰かに相談する

・軽い運動をする

・趣味を楽しむ

・たまには自分にご褒美を用意する

以上を参考に、自分に合ったストレス発散方法を取り入れていきましょう。

まとめ

こめかみの痛みで辛い場合は、ご紹介したセルフケアで体を労わってあげましょう。また、こめかみの痛みと同時に肩こりや頭痛がある場合は、整骨院へ行くのもおすすめです。

くまのみ整骨院では、専門知識を有したスタッフがお客様の身体の状態を丁寧にカウンセリングしたうえで、適切な施術をいたします。自分ではケアしきれない部分の骨格や筋肉を整えて痛みを和らげていきますので、ぜひお問い合わせください。

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