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EMSトレーニングとは?効果や注意点、向いている人について解説

EMSトレーニングとは?効果や注意点、向いている人について解説

EMSトレーニングとは、弱い電気刺激を使って筋肉を収縮させることで、代謝アップが目指せる機器のことです。体力に負担をかけずに筋肉に刺激を与えるため、運動習慣があまりない人や体力に自信がない人にも適しています。

今回は、EMSトレーニングに期待できる効果や向いている人、EMSトレーニングをする際の注意点について紹介します。

EMSトレーニングとは?

EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略称で、弱い電気を使って筋肉を収縮させることで刺激を与える方法です。もともとは医療分野で使われており、スポーツ選手のリハビリテーションやトレーニングにも活用されてきました。

EMSは運動不足の解消にもなることから、運動が苦手な人でも手軽に使える機器として利用されるようになりました。

EMSトレーニングに期待できる効果

EMSトレーニングは、運動不足の解消だけでなく、ケガや不調の予防にも役立つことが魅力です。

その理由も含め、EMSトレーニングにどのような効果が期待できるのかを具体的に解説します。

正しい姿勢をキープしやすくなる

EMSトレーニングはインナーマッスル(内部の筋肉)にもアプローチできるため、正しい姿勢の維持がしやすくなるメリットもあります。

インナーマッスルを鍛えることで体幹が安定しやすくなるので、背骨や骨盤の歪みの防止にもつながります。

代謝をアップしやすくなる

EMSトレーニングは脂肪を直接燃焼させるわけではありませんが、基礎代謝を向上させる効果があるといわれています。

筋肉を収縮させて基礎代謝が上がればじんわりと全身に汗をかくことにもつながり、ダイエットの手助けにもなるのです。

運動不足の解消になる

EMSは筋運動を促し、運動不足の解消に役立ちます。EMSトレーニングは短時間で実際に運動を行ったときと同じような運動効果が期待できるため、運動する時間がない人や運動が得意でない人にも適しています。

また、膝の痛みなどで運動が難しい場合やご高齢の方にも、EMSトレーニングがおすすめです。身体への負担や痛みが少なく代謝がアップする効果が期待できます。

疲れにくい身体になる

EMSトレーニングは、疲れにくい身体へ導く効果も期待できます。

これは、EMSトレーニングによって速筋が鍛えられることで、同時に遅筋も刺激され、筋持久力が高まるという考えです。

速筋とは、スピーディーに収縮して瞬時に大きなパワーを出す筋肉で、主に糖質をエネルギー源としています。

一方、遅筋はパワーは小さいものの、持久力があり、疲労への耐性が高い筋肉です。筋持久力を高めるには、遅筋を鍛える必要があります。

EMSトレーニングによって主に鍛えられるのは速筋ですが、その過程で蓄積した乳酸を処理するために、遅筋がはたらきます。

遅筋が効率的に働くと、筋持久力が向上するため、疲れにくい身体をサポートできるのです。

便通が改善される

EMSトレーニングで腸腰筋(ちょうようきん)を鍛えることで、便通の改善も見込めます。

腸腰筋とは、腰椎から股関節の前側に向かって伸びている筋肉です。脚を持ち上げたり便を排出したりする際にはたらく筋肉なので、腸腰筋を鍛えると腰痛や便秘の予防・改善につながります。

腸腰筋は身体の奥深くにあるため自力で鍛えるのが難しいのですが、インナーマッスルまで刺激できるEMSなら効率的に鍛えることが可能です。

むくみを和らげる

EMSトレーニングはむくみ改善効果も期待できます。

むくみが生じる主な原因のひとつが、冷えや筋力低下による血行不良です。そのため血行不良によるむくみを和らげるには、身体を温め血流を促す必要があります。

EMSトレーニングを行うと、筋力が鍛えられて体温が上がり血流が良くなるので、むくみが改善されやすくなります。

関連記事:「「冷え」と「むくみ」の関係性や原因は?予防のためにできること

EMSトレーニングが向いている人

EMSトレーニングは筋肉に電気刺激を直接与える方法なので、トレーニング中に身体を動かす必要がありません。

運動によるケガのリスクが少なく、ハードなトレーニングを行う必要もないため、下記のような方に向いています。

・姿勢が悪い方

・運動が苦手な方

・体力に自信のない方

・時間に余裕がない方

・定期的な運動が難しい方

・高齢の方

・リハビリ中の方

・ケガや腰痛などが原因で運動するのが難しい方

また、運動不足の方だけでなく、普段から身体を動かしている方でもEMSトレーニングを取り入れるメリットがあります。

身体の表面に近いところに位置するアウターマッスルは比較的簡単に鍛えられますが、インナーマッスルは自力では鍛えにくい箇所です。

インナーマッスルは姿勢を維持したり関節をサポートしたりする役割があるため、衰えると姿勢が悪くなる、日常的な動作がしづらくなるなどの悪影響が出る場合があります。

身体のバランスが取りづらくなってケガにつながる場合もあるので、しっかりと鍛えることが重要です。

なお、EMSトレーニングの1回あたりの所要時間は20分程度が目安で、それほど時間を取られることはありません。より高い効果を求める場合は、EMSと自重トレーニングを並行して行うのがおすすめです。

EMSトレーニングをする際の注意点

ここでは、EMSトレーニングをする際の注意点について紹介します。

筋肉痛やだるさを感じる場合がある

EMSトレーニングを過度に使用すると筋肉痛を引き起こすことがあるため注意が必要です。

また、トレーニングを始めた初期には筋肉痛が生じることもあったり、EMSを使用すると筋肉が動くため、汗をかいたり軽い疲労感があったりすることがあります。

自分で使用する際には筋損傷を防ぐために使用方法を正しく確認し、間違った使い方をしないようにしましょう。

やけどや水ぶくれにつながる可能性がある

EMSの出力を誤ると、やけどや水ぶくれを引き起こすリスクがあります。そのため、自分でEMSを使用する際は、説明書をしっかりと確認し、正しい方法で使うことが重要です。

EMSは効果がないって本当?

ネット上には「EMSは効果がない」という情報がありますが、EMSについて「効果がない」と言われる主な原因は、「EMSで痩せられる」という誤解にあります。

EMSはあくまで筋肉にはたらきかけて脂肪燃焼率を上げるサポートをするものであり、脂肪を直接的に減らす効果はありません。ただし、EMSには直接的に脂肪を減らす効果はなくても、代謝アップしやすくなったり、運動不足の解消になったりする効果は期待できます。

しかし、一部のEMSの広告では「誰でも簡単に痩せられる」と誤解を招く表現が使われていることがあります。このような誤解させる広告により、今でも「EMSは効果がない」というイメージをもったままの人もいるのです。

実際のところ2020年には、EMS機器を販売する企業が「貼るだけで痩せられる」と誤解させる広告について消費者庁から措置命令を受けた事例があります。そのため、「簡単に痩せられる」「EMSで痩せられる」という誤認させるような誇大な広告に騙されないように注意しなければなりません。

EMSで直接脂肪を減らそうとするのではなく、トレーニングのサポートとして活用し、ダイエット効果につなげていくことが重要です。

出典:「EMS機器の販売事業者4社に対する景品表示法に基づく措置命令について」(消費者庁)

EMSトレーニングに関するよくある質問

ここでは、EMSトレーニングに関するよくある質問にお答えします。

EMSトレーニングは痛くない?

EMSを使用する際には、電気特有の刺激を感じることがありますが、続けていくと徐々に慣れてきます。刺激は「チクチク」や「ピリピリ」といった痛みとして現れることがあり、使用する機種によって異なります。

特に脇腹や二の腕、太もも、ふくらはぎなどの部位は、痛みを感じやすい場合があるので注意しましょう。

電気刺激の強さは調整できるので、自分に合った強度でトレーニングが可能です。

EMSトレーニングは何回すれば効果が期待できる?

EMSの効果は個人差が大きく、筋肉のつき方や機種によって効果を実感するタイミングが異なります。そのため、効果実感の時期は一概には言えませんが、早ければ2週間程度、遅い場合は3ヶ月以上続けないと実感できないこともあります。

また、家庭用のEMS機器ではインナーマッスルへの刺激が限定的なこともあり、効果実感のタイミングは判断しかねます。自宅でEMSを使用する場合は、説明書に記載されているペースを守ることが大切です。

まとめ

EMSトレーニングは、弱い電気刺激で筋肉を収縮させる方法で、基礎代謝のアップや運動不足の解消につながります。

また、正しい姿勢を維持しやすくなったり、疲れにくい身体をつくったり、むくみや便秘を改善したりといった効果が期待できるのもメリットです。

EMSトレーニングは短時間でできるため、運動が苦手な人や忙しい人、身体を動かすことが難しい高齢者などにも適しており、身体に負担なく筋肉にアプローチできます。

くまのみ整骨院では、EMSの施術も行っています。痛みを感じる方は少なく、丁寧にカウンセリングを行っているため初めてでも安心して受けることが可能です。

また、施術後はお客様がご自身の身体をしっかり管理できるように、運動や睡眠、栄養面でのアドバイスまで行います。「健康的な身体を目指したい」という人は、ぜひくまのみ整骨院にご相談ください。

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