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冷えが原因?寒い季節に多いぎっくり腰の対策と予防法

冷えが原因?寒い季節に多いぎっくり腰の対策と予防法

寒い季節になると、ぎっくり腰になりやすいと悩んでいませんか?冷えは、ぎっくり腰を引き起こす原因のひとつです。冷えを放置していると腰を悪化させてしまう可能性があるため、日頃から身体を温めるようにしましょう。今回は、冷えとぎっくり腰の関係を解説しながら、痛みが出たときの対処法、予防法も含めて紹介します。

冷えはぎっくり腰を引き起こす原因のひとつ!

ぎっくり腰を引き起こす原因はさまざまです。重い荷物を持ち上げたときだけでなく、腰を曲げて無理な姿勢をとったり、ストレスによる血行不良によるものであったりと、いくつかの原因があげられます。

身体の冷えも、ぎっくり腰を引き起こす原因のひとつです。気温が下がると血液の循環が滞り、腰まわりの筋肉が凝り固まります。血行が悪くなると疲労物質や老廃物の排出が進まず、筋肉が緊張して腰に痛みが出やすいのです。

冷えによる腰の痛みには、次の特徴があります。

・腰を温めると痛みが和らぐ

・ストレッチやウォーミングアップをして腰を動かすと痛みが楽になる

・朝冷え込むと腰が痛むが、動き出すと楽になる

特に、手足や内臓の冷え・胃腸不良・下痢をすることが多い方は、寒い季節にぎっくり腰になりやすい傾向があります。冬の時期だけでなく、冷房を効かせたオフィスでは夏の季節も身体が冷え、ぎっくり腰になるリスクがあるため注意しましょう。

ひどい痛みで動けなくなる前に、早めに冷えを改善することが肝心です。

冷えによるぎっくり腰が起こったときの対処法

冷えによるぎっくり腰が起こったときは、アイシングで冷やすのが基本です。氷嚢(ひょうのう)を使い、1回10~15分を目安に冷やします。無理をせずに安静に過ごし、症状が落ち着いた後は早めに病院で医師の診断を受けましょう。痛みがひどい場合は、冷湿布や鎮痛剤を処方してもらえます。

寒いからといって、身体を温めると痛みが悪化します。ぎっくり腰になった直後はお風呂で身体を温めないよう、シャワーで済ませましょう。激しい痛みが治まったら、医師の指導にしたがってストレッチやウォーキングでリハビリをしてください。

冷えを防ぐ!寒い季節のぎっくり腰予防策

冬のぎっくり腰を防ぐ方法は、次の通りです。外気温が下がるころから予防に取り組みましょう。

・冷え対策をする

・積極的に身体を温める

・日常的に軽めの運動をする

・腰に負担をかける姿勢を避ける

それぞれを詳しく紹介します。

冷え対策をする

冬のぎっくり腰を防ぐには、身体を冷えから守る必要があります。冷房の効いたオフィスで過ごすと、夏でも冷えからぎっくり腰になりやすいので、季節を問わず、下記のような冷え対策に取り組みましょう。

衣服で冷えを防ぐ

寒い季節は、下半身の冷えを防ぐパンツスタイルがおすすめです。スカートを履く場合は、腹巻や股上の深いタイツ・スパッツを重ねましょう。重ね着をすると肌と衣類の間に空気の層ができて、全身を暖かく過ごせます。

足下の冷えにも注意が必要です。外出する際は厚めの靴下を履き、ヒールの高い靴やパンプスよりブーツを選んで、しっかり防寒しましょう。

食事で冷えを防ぐ

寒い季節は、身体を温める食材を積極的に摂る必要があります。冷え対策におすすめなのは、次の食材です。

・ニラ

・ショウガ

・ニンニク

・カボチャ

・ネギ

夏野菜や大根・ゴボウ・アサリなどの食材は身体を冷やすため、控えめにしましょう。野菜はサラダより、スープで食べるほうが身体は温まります。

飲み物も冷たいものではなく、身体を温める作用のある紅茶・ほうじ茶・ココアなどをなるべくホットで飲みましょう。お酒なら、赤ワイン・日本酒・紹興酒がおすすめです。 

逆に、糖分の多い清涼飲料水や緑茶・ウーロン茶・麦茶・牛乳・コーヒーは、身体を冷やします。寒い季節は飲み過ぎに気を付けましょう。

積極的に身体を温める

寒い季節の入浴は湯船に浸かり、身体を温めましょう。シャワーだけで済ますと冷えを招くため、ぬるめの温度のお湯にゆっくり浸かることが大切です。

眠るときは冬布団で暖かくし、カイロや温熱パットを利用するのも寒さ対策に有効です。マッサージやツボ押し、お灸も身体を温める効果が期待できるため、リラックスタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。

なお、お灸のやり方や注意点については、下記の記事で詳しく紹介しています。合わせて参考にしてください。

冷え性に効果的なお灸のツボは?お灸のやり方を解説

日常的に軽めの運動をする

適度に運動すると全身の血行が促進し、筋力を増強して冷えを防ぐ効果が期待できます。寒さで凝り固まった筋肉もほぐせるので、冷えや腰痛に負けない強い身体をつくりましょう。

冷えによる腰痛対策やぎっくり腰の予防には、筋肉の柔軟性を高めるストレッチがおすすめです。毎日少しずつでも、生活のなかに次の運動を取り入れてみましょう。

【腰背部を引き伸ばすストレッチ】

1.肩幅程度に足を開き、まっすぐ立つ

2.足を伸ばしたまま、ゆっくりできるところまで前屈する

3.反動をつけずにゆっくり上半身を戻し、できるところまで身体を反らす

4.ゆっくり戻し、下半身を動かさないように右、左へ振り返って腰をねじる

【大腿四頭筋と腸腰筋を引き伸ばすストレッチ】

1.肩幅程度に足を開き、お腹に力を入れてまっすぐ立つ

2.左脚の踵をお尻に近づけて左手で持ち、ももの前側を伸ばして15~30秒キープする

3.ゆっくり戻し、足を入れ替えて右脚も同様にストレッチする

【お尻のコリをほぐすストレッチ】

1.肩幅程度に足を開き、背筋を伸ばしてまっすぐ立つ

2.左膝を両手で抱えて胸に近付けるように引き付け、お尻から左もも裏を伸ばして15~30秒キープする

3.ゆっくり戻し、右脚も同様にストレッチする

腰に負担をかける姿勢を避ける

腰痛やぎっくり腰を予防するには、姿勢の改善も必要です。姿勢の悪さによって猫背や巻き肩になると腰に負担をかけるため、普段から立つ・歩く・座るときの姿勢を正しましょう。重い物を持たない、長時間の座り姿勢は避けるなど、腰に負担をかけない工夫も必要です。

特に、布団から起き上がる際に仰向けからそのまま上半身を起こすと、急激に腰に負荷がかかり、ぎっくり腰になりやすい傾向があります。下記の起き上がり方を意識して、ぎっくり腰を防ぎましょう。

【腰に負担をかけない起き上がり方】

1.朝目を覚ましたら、布団の上でゆっくり横向きになる

2.そのままうつ伏せになり、肘、膝をついて四つん這いの姿勢を取る

3.ゆっくりと、お尻を50~60回前後に動かして腰まわりの筋肉のコリをほぐす

4.四つん這いから上半身を起こして正座をし、片膝をあげて起き上がる

冷えによるぎっくり腰の悩みは整骨院に相談しよう

冷え対策をたくさん試しても改善しない場合は、身近な整骨院に相談しましょう。プロの施術を受けることで全身の血行を促せるため、身体の冷えの改善につながります。

くまのみ整骨院では、一人ひとりの身体の状態や悩みに合わせた施術を行っています。施術後は自身でケアできるよう生活習慣のアドバイスをしているので、痛みを緩和させたい方はどうぞお気軽にお問い合わせください。

まとめ

寒くなると血行が悪くなり、腰まわりの筋肉が凝り固まって、ぎっくり腰になりやすい傾向があります。とはいえ、冷えによるぎっくり腰は普段の生活の見直しで予防できます。湯船にゆっくり浸かったり、身体を温める食材を摂ったり、軽い運動を習慣にしたりなどして、身体を冷やさない工夫をしましょう。冷えの改善には、身近な整骨院に相談するのもおすすめです。

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