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肩の高さが違うのはなぜ?放置するリスクや改善方法を紹介

肩の高さが違うのはなぜ?放置するリスクや改善方法を紹介

「あれ、肩の高さが違うかも……」。ふと鏡で見たときに、気になったことがある方もいるのではないでしょうか。一度気になってしまうと、鏡を見るたびに肩の高さに違和感を覚えるものです。

では、なぜ肩の高さが異なる状態になってしまうのでしょうか。今回は、肩の高さが違う要因や放置するリスク、改善方法などについてご紹介します。

肩の高さが違うのはなぜ?

左右で肩の高さが違う原因はいくつか考えられます。

普段の姿勢やクセが影響している

肩の高さが違う大きな原因が、普段の姿勢やクセです。例えばPCやスマートフォンの使用で猫背の姿勢が長時間続くと、肩が巻き込まれて高さに違いが生じる場合があります。また、以下のようなクセも、肩の高さの左右差につながることがあります。

・カバンを毎回同じ肩にかける
・左右どちらかの足に体重をかけて立つ
・デスクワーク中に身体を利き手側に傾ける など

姿勢に問題はなくても、左右いずれかの肩ばかり使っていると、肩の高さが違ってくる場合があります。頻繁に使う側の筋肉が発達するためです。特に利き手側の肩は使いすぎになりやすいので注意しましょう。

筋肉が緊張している

筋肉の緊張によって、肩の高さに違いが出ることもあります。胸鎖乳突筋や僧帽筋、肩甲挙筋など、首や肩まわりの筋肉には肩を上に引き上げる役割があるためです。

デスクワークなどが原因で、これらの筋肉の片側だけに負担がかかって緊張すると、そちらの肩だけが引き上げられて高さに違いが出てしまいます。

骨盤に歪みが生じている

骨盤が歪んだり傾いたりすると、骨盤に引っ張られて背骨や肩までバランスを崩して、肩の高さに違いが出ることがあります。

骨盤が歪む原因は、普段の姿勢やクセ、運動不足などさまざまです。いつも同じ肩にカバンをかけたり、足を組んで座ったりしていると、骨盤が歪みやすくなります。

また、運動不足が続くと筋力が落ちるため、身体を正しい位置に保つのが難しくなり骨盤の歪みにつながるのです。肩甲骨まわりが緊張して力が入っていたり、猫背で背骨が曲がったりしたことで骨盤が歪み、肩の高さがズレる場合もあります。

ストレスの影響

ストレスが溜まると自律神経の働きが乱れ、交感神経が優位になります。

交感神経は筋肉を緊張させる働きがあるため、交感神経が優位になると首や肩まわりの筋肉が固くなり、肩が引き上げられて高さが変わることがあります。

肩の高さが違うことで起こる症状

肩の高さが違うことで、すぐに不具合が生じるわけではありません。しかし、その状態を長い間放置すると、さまざまなトラブルが生じるリスクがあります。

まず、左右どちらかの肩こりや首の痛みです。左右の肩で使う頻度が異なるため、日常的に使用している方の肩に負担がかかり、痛みが生じてきます。

また、左右のバランスが崩れると、スポーツのパフォーマンスに影響することもあります。例えば、ゴルフは身体を振り子のように動かすため、身体のバランスが非常に大切です。日常的にスポーツをしている方は、肩の高さの違いによってプレイに問題が生じることもあります。

さらに、肩が左右非対称となることで見た目が悪くなることも考えられます。肩の高さの違いだけでなく、顔や頭にも左右差が出てきて、顔が歪んだり頭痛が生じたりすることもあります。身体の一部が歪むと、それを補うために、他の部位が歪んでしまうためです。

このように、肩の小さな歪みは全身にさまざまな症状を起こす原因になりかねません。肩の高さに違和感を覚えたら、早めに改善の手を打つべきです。

肩の高さの違いをセルフチェックする方法

まずは左右の肩の高さがどれくらい違うのかを自分で知ることが大切です。肩の高さの違いはセルフチェックできます。

最も分かりやすいのが、まっすぐ立ち、後ろから左右の肩の高さを比べる方法です。自分で鏡を使ってチェックしたり、後ろから写真を撮ってもらってチェックしたりするなどして確認しましょう。鏡を使う際は、長時間見ていると高さを無意識に矯正してしまうため、できるだけ短時間でチェックすることが大切です。

また、座ると肩の高さが同じになる場合は、骨盤から下の部位に歪みが生じている可能性があります。

セルフチェックで、高さの違いがどの程度か確認しましょう。

骨盤の歪みをセルフチェックするには?身体の不調を改善する方法を紹介!

肩の高さが違う…病気の可能性はある?

脊柱湾曲症といった病気の症状に左右の肩の高さが違うことがあげられます。背骨が左右に曲がってしまう病気です。10歳以降に発症し、特に女性に多く見られます。

しかし、何が原因でいつ発症するかは分かりません。日ごろから身体の様子には気を付けておきましょう。

【ストレッチ】肩の高さが違うのを改善する方法

肩の高さの違いは、ストレッチによって改善できる可能性があります。ここでは、肩の高さの違いを改善するためのストレッチを2つ紹介します。

左右差をなくす肩周りのストレッチ

肩の左右差を改善するには肩周りのストレッチがおすすめです。

ストレッチの手順は以下の通りです。

1.手を上げるように横に出し、両肘を90度に曲げる。このとき手のひらを前に向けて置く
2.足を肩幅に開いて立ち、肩を後ろに10秒かけてゆっくり回す
3.肩が一番後ろまで来たタイミングで肩を脱力させて落とす

上記のストレッチは毎日1回、肩こりの方は2回~3回行うと改善を見込めます。肩回り、肩甲骨周りのストレッチを行う際は、左右均等に行うことが大切です。

左右の骨盤周りのストレッチ

肩の左右差は肩や肩甲骨ではなく、骨盤の歪みが原因となって生じることもあります。肩の左右差をなくすには、身体の歪みの原因にもなる骨盤のストレッチも必要です。

骨盤周りのストレッチの手順は以下の通りです。

1.両足のつま先を正面に向け、足を肩幅よりも広く開いて立つ
2.両膝に両手をそれぞれ置き、まず右膝に体重をかけ、左足は伸ばす
3.その状態で10秒キープする
4.次は左足に体重をかけ、同じように姿勢をキープする

上記のストレッチは毎日1回行いましょう。運動不足の方は、毎日2回~3回行うのがおすすめです。

左右で肩の高さが違うのを予防する方法

肩の左右差は、何気ない日常動作で生じてしまうものですが、普段から少しでも予防しておくことが大切です。ここでは肩の左右差を予防する方法を紹介します。

日頃から姿勢を気にかける

姿勢が良くない状態が続くと、身体の歪みや筋肉の緊張が起きて肩の高さに左右差が生じやすくなります。日頃から正しい姿勢で過ごすようにし、デスクワークやスマートフォン使用時に姿勢が崩れないよう意識しましょう。

正しい姿勢の維持

「正しい姿勢」とは、背骨の緩やかなS字カーブが保たれている状態です。まずは次の手順で、自分の正しい姿勢と身体の軸をチェックしましょう。

1.壁に背中をつけて立つ
2.頭と両肩、腰、両脚のかかとを壁につける
3.身体を壁につけたまま30秒ほどキープし、身体の状態を覚える

正しい姿勢を覚えたら、普段からできるだけその姿勢で過ごすことを意識しましょう。初めは「つらい」と感じるかもしれませんが、続けていれば正しい姿勢が身に付き、巻き肩や猫背の改善にもつながります。

巻き肩や猫背は、肩の高さの違いを生じさせるだけではありません。肩周りが動かしにくくなって負担が増加したり、骨盤を歪ませたり、消化不良や手のしびれなどの不調を引き起こしたりする可能性があります。

メンタルにも悪影響を及ぼすといわれているので、定期的に正しい姿勢が保てているかを確認してみましょう。

デスクワークやスマホ時の工夫

デスクワークやスマートフォンの使用を長時間続けていると、疲労で姿勢が崩れやすくなります。時々違う姿勢に変えたり、休憩したり、先に紹介した肩周りのストレッチをしてみたりして、身体を休ませましょう。

また、デスクワークの際に、身体に負担がかかりにくい姿勢を保てるようにすることも大切です。デスクと椅子は身体に合った高さのものを選びましょう。椅子は座面の高さや背もたれの傾きが調整できるものにすると、より身体に合わせやすくなります。

さらに、PCディスプレイと目の距離を40cm以上離し、15~20度ほど下を見る高さにすると、正しい姿勢を保ちやすくなります。足を組んで座る、身体を傾けるなど、左右どちらかに負担がかかる姿勢やクセも見直しましょう。

ツボ押しをする

ツボ押しをすると筋肉の緊張が緩み、肩の高さにズレが生じるのを防止しやすくなります。おすすめのツボは次の2つです。

・肩井(けんせい):肩の先と首の付け根を結んだ中央にあるツボ。肩こり緩和に役立つ
・大椎(だいつい):首の付け根(第7頚椎のすぐ下)にあるツボ。血流を促し肩まわりの筋肉の緊張を緩める

指の腹でゆっくりともみほぐすように押すか、熱めのシャワーを当てると良いでしょう。

整骨院で身体を矯正する

自分で矯正ストレッチをしてもなかなか改善されない場合は、整骨院で矯正するのもおすすめです。専門家に見てもらうことで、身体の状態や歪みの原因がわかり、意識して過ごすポイントも知ることができます。

くまのみ整骨院には、豊富な知識と経験をもつスタッフが多数在籍しています。一人ひとりに合った施術を行い、不調の改善を目指すことが可能です。セルフケアの方法もお伝えできますので、肩の左右差に悩んでいる方は、ぜひくまのみ整骨院までご相談ください。

まとめ

肩の左右差は日常動作が原因で起こることが多いです。姿勢を整えたり、カバンを持つ手を変えたり、些細な日常動作に気を付ける必要があります。また、ストレッチなどを習慣化して少しずつ矯正することが大切です。

それでもなかなか改善できない場合は、くまのみ整骨院にご相談ください。原因が何なのかを突き止め、最適な施術を行うことができます。肩の左右差にお悩みの方は、ぜひくまのみ整骨院までお越しください。

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